2004-07-01から1ヶ月間の記事一覧

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最初は匿名で 伝えていたが、 やはりそれでは弱い。 真実味に欠ける。 大きな釣針が咽喉にかかって 痛いと泣きついてきた時には、 いい加減に処理されかけて、 イルカに大いに怒られた。 「親友、解消するよ!」 爾来、名を名乗り、 今やあるい程度の信用 は…

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私は某水族館の或るイルカと 昵懇である。 ふだん150km以上 離れていても テレパシーで メールをやりとりする。 「N君、今日の鯵、赤潮で不味いんだ。 腹痛おこすよぉ。」 と聞けば私は早速 水族館に電話する。 「赤潮で腹痛しそうって云ってるけど・…

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クラウンはジャック・マイヨールに 異常に反応した。 他の係員は無視したのに、 マイヨールにだけは数年ブランク があっても、欣喜雀躍してみせた。 本当にイルカは可愛い。 で、笑顔しか誘わない。 .

カイルと海へ還る日

§§§§§§§§§§§§ . カイルと海へ還る日 §§§§§§§§§§§§ .

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色の方は、あれは排泄物の 主体的な色ではなくて、 蛋白質や脂肪の消化吸収を助ける 消化液である胆汁液の色素; 「ビリルビン」に因るものなので、 これはどうしようもない。 寿命を終えた赤血球が脾臓や肝臓で 破壊された時に ヘモグロビンから作られる色…

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我々だって、茸類; 中ん就く椎茸をたくさん食べれば 排泄物は臭くない。 マッシュルームのシャンピニオンエキスとで、 口臭も・糞尿も薄められる。 ノンカロリーよりも、 抗癌の主砲;ベータグルカンと、 この消臭効果によって、 茸類はますます注目に値す…

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未開民族では牛の糞尿も、 食べたり飲んだりするし、 戦国時代の日本でも、 傷口・打撲部の消毒・湿布に、 馬糞が巻き当てられた。 また鉄砲伝来後の火縄銃の 火薬の原料「硝石」は 農家の地下工場で作られた。 何のことはない、 落ち葉を拾い集め、 その上…

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ダンボールの素材を 「馬糞紙」というが、 元々馬の糞(の繊維質)を 使っていたことに由来する。 .

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かの人気ナンバーワン動物; パンダは子供にウンコを食わす。 但し笹ばかり食べる彼らのウンコは 悪臭がしない。 というか寧ろ芳香である。 このウンコを食べないと、 子供は笹を消化できない。 ウンコの中に含まれる菌を 伝染させて、 強力な草食獣と成れる…

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チマチョゴリみたいな位置に ウエストを上げ、派手な格好で 一世を風靡した大屋まさこは、 バブル絶頂期、 「私のウンコ食べたら1億円あげるわ。」 と公言していた。 知友は真剣に考え、 最後の切札に計画していた。 .

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費長房という仙人は 師匠である壺公を信じ通して あらゆる修行を微塵も疑わず こなしていくのだが、 最後に蛆の多数うごめく糞尿を 鼻先に突き付けられて躊躇し、 仙人の階級では最下位である 「地仙」になることしか許されなかった。 .

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最高級のコーヒーを知っていますか? いえいえ、ブルマンの良いのよりも、 もっと貴重なものがあるのです。 それが「コピ・ルアック」。 インドネシア;リントン地区だけで取れる、 食肉目・ジャコウネコ科・パームシャベット属の、 糞から採取するコーヒー…

コピ・ルアック

●♨●♨♨●♨♨♨●♨♨♨♨● . コピ・ルアック ●♨●♨♨●♨♨♨●♨♨♨♨● .

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『カリガリ博士』は少々退屈ではあるけれども

somnambulist(=夢遊病者)を扱った アーチスティックな映画である。 がFlashを扱う者も、デジビデを撮る者も、 脚本を考える者も、構成を考える者も、 なべてクリエイターたらんと欲する者は誰しも、 『戦艦ポチョムキン』の弁証術に 舌…

『第七天国』も『ゴースト;ニューヨークの幻』

の翻案のような凄絶なラブロマンスだし、

『戦艦ポチョムキン』のラストシーンは中々

意外である。 目から鱗が落ちて覚醒させられるような 所がある。 あれは『資本論』さえ映画化を試みた エイゼンシュタインのアイデアかと想っていたら、 “原作”があり、“実話”があった。 つまりノンフィクションであった。 皆まで云われてそこで黒船を 思い…

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取り分け、総合的に真理の強度を貫いて

物を見、矛盾なき行動が出来なくてはならない。 .

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こういう悉くはもはや大分見えてきた筈。 ならば改める時に来た――機は熟した――。

これらは「素晴らしき相互依存」なのだろうか?

――いや、そうではあるまい。 己(という人間存在)を不当に矮小化する、 微細部品化運動である。 親は親の務めを果たせず、 子も子の分を弁えぬ。 だから道に外れて 殺し合いさえする。 微細化された人格に甘んじ、 自然体で好き勝手やっていれば 「尊敬でき…

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『裸の王様』のように。

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他人漬けの依存漬けだ。

血が出りゃ――それが蚊に刺されたものでも―― 医者に罹らねばならないし、 車が異音を発すれば ディーラーや修理屋に持ち込まなくてはならぬ。 ――テメエでボンネットを開けた経験さえ皆無――。 パソコンが動かなくなれば、 電源が入っていないだけなのに 電気屋…

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それで他人に依存しまくり、

人格のトータリティは失われてしまった

ではないか? 医者は精神を病み、 精神科医は肉体を、 そして法律家は非経済で、 経営者には良識のあった例しが無い。 肉体を鍛えた奴はオツムがパァだし、 ガリ勉君はVDRを太陽にヒョロ育つモヤシである。 どいつもこいつも片輪ばかりだ。 完全な人間な…

アンリ・マスペロやジョゼフ・ニーダムといった、

成熟した東洋研究家たちによれば、 「西洋の霊肉2原論は程度が低い」。 どちらも“気”の現れ・表象でしかないからだ。 精神と肉体を分け(て考え)るようになってから 人類は不器用で不幸になったとさえ、 イメージを響かせる。 これは空間と時間を即ちする…

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受動的実体。

仮象の啓示としての、 自分自身への無限反省。 結果=原因だとする交互作用。 . ↓ 思いっきり簡略化しよう。即ち; 「大っ嫌いな自分」も自分」である」・・・。 ――この気づきが人間的完成度を 一気に加速する。 そのとき 因果の時間軸は 大したことではない…

eine passive Substanz。

自己関係的な否定性としての、