2008-10-01から1ヶ月間の記事一覧
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こんなことなら、 『エンタの神様』や『ごくせん』でも 観ていた方がよかった。 毎度、工場倉庫での乱闘シーンで、 もはや現代版-黄門様;水戸光圀の。 ――シーボルトに駆けつけた 大垣や尾張の学者たち(大河内存眞・伊藤圭介-兄弟と) のように(水谷豊文・…
対称性…; プロポーションが悪いのは何も、 メタボ体質の体型だけに限らず、 精神性においてもそうだし、 記憶術的にも ミクロ⇔マクロ-コスモス的にも 健全な精神は、健全な肉体に宿る のだ、きっと。 .
ついに「ビニ本かよ!」を出した 中沢新一は ――『対称性人類学Ⅱ・狩猟と編み籠』―― 宗教と映画の共通項を挙げ辛った。 ホグベン・ギャラクシーに堕したし、 ――ランスロット・ホグベン 『洞窟絵画から連載漫画へ』 (人間コミュニケーションの万華鏡)―― .
これらの駄作群から学ぶことは 一つも無い。 何が目的で? 何を訴えたくて? 作ったものなのかが 全く不明、不可解である。 .
また、『ヒトラーのためのソナタ』・ 『モレク神』〈モーロック〉にしても 無駄な雑音が多すぎる。 効果音として必要と感ってのことだろうが、 泣声や叫び声、狂態、汽笛、呼出音などなど、 とかく喧さ過ぎ。 映画館の中ではせめて マナーモードにしてもらい…
こんなものは“緩慢な死”に過ぎない。 リアリティという訳でもない。 徹底的な誤解の産物だ。 堀辰雄の『聖家族』と対極の両極だろう。 ――あるいは『ミラクル7号』のチャウ・シンチーならぬ、 中沢新一〈シンチイとシンイチね?〉 のドリンドリン『はじまりの…
また、やらかした。 イッセー尾形の『太陽』の緩慢さ・ 怠惰・冗長さがそのまま引き継がれている。 が、こんなものはアートではない。 アンドレイ・タルコフスキーと一緒にする奴がいたら、 制裁を加えてやる。 .
ついでだから、同じソクーロフ最新作(公開) 『牡牛座 レーニンの肖像』も観る。 そして『ロストロポーヴィチ 人生の祭典』での ベタ褒めを撤回したい。 .
“全てを包摂した” バーナード・ショー原作の ――ジンバブエや戦記映画? サン=シモンを読まない革命家? そんなカミング・アウト――? 『痛ましき無関心』では 自ら目を抉ったという医師が登場するが、 それすらホドロフスキーには達していない。 単に眼帯を…
無関心はキョーレツで、 全て一切合切を無関心だけで 片付けることができる便利な代物である。 関心を持って首を突っ込み、 調べては無知を知らされ 羞恥心と限界で凡庸なレベルに落ち着くのが 関の山であるからには、 何事にも無関心であれば安易であり、 …
どうしてその「前後関係」や「背景」 あるいは「影響」にまで想いを巡らせ、 然るべき「あるべきようは?」を 考えないのだろうか? ――「阿留辺幾夜宇和?」 by明恵-最晩年(遺訓)――。 だいたい“誤用の錯誤”は、 「赤子の手を捻る」如き無法・卑劣である…
すぐ反省し、後悔し、煩悶し、躊躇した 加藤智大に比べれば 死神;鳩山邦夫に死刑を執行された “オタク犯罪の開祖”宮崎勤は振り切ったまま 徹底していた。 しかし彼らに共通してあるのは “小さな自我”に過ぎず、 それは15秒間のCMのように、 引っ切り無しに“…
なぜ飽きないのだろうか? 私は不思議に思って静観しているが、 彼らは意外にプライドが高く、 それなりにナルシストで、 よって語りたがりィであり、 私もそこそこには耳を傾けるのだが、 愛想笑いするのが精々だ。 何せ彼らの関心はミニマルだし、 自己愛…
「オッパッピー!」が「ぐぅ〜!」や 「ラララ、ライ」に置き換わり、 にしおかすみこの「あ゛〜ッ!」と 世界のナベアツの「3ンン〜ッ!」 をクリアできてたら取り敢えずOKみたいな 軽佻浮薄な風潮は やはり精神に悪しき闇しか作らない。 ――自分の耳を噛…
その『宝島』や『80日間世界一周』のような ブリティッシュ調のナンセンス映画を観ていて、 『秋葉原無差別殺傷事件』の加藤智大の怖れた “無関心”の強度と「五感豊穣」と 「無気力」と「メガ」・「メタ」等々に想いを馳せていた。 .
途中で無性に退場したくなったのは一年ぶりだし、 ――マイブーム的に悪名高いフィリップ・ガレル 『恋人たちの失われた革命』以来――、 何とはなしに不愉快で堪らなくさせられるのは 敬愛するデビッド・リーンの『インドへの道』以来だ。 そしてこの不愉快さは…
何せヒロイン女優がいい。 とても脚線美だ。 アン・ソフィー・シリーン? ロルフ・ソールマン? ビヨルン・アンドレセン…? は『ベニスに死す』の美少年だから これだけは確実に違ぇうな。 .
何の捻りも、そして深み〔デプス〕もない駄作。 確かに思い当たる節が多々あって、 梅雨と石油高騰〔オイル・ショック〕で どこにも行けない倦怠い6月の日曜の午さがりに 素敵な彼女と鑑賞してたらまあま観れるかな、 とも慈悲心は生じるけれども、 ライブハ…
レイトでロイ・アンダーソン 『スウェーディッシュ・ラブ・ストーリー』 (En Karleks Historia) を観る。 アラン・パーカー&クリス・フセインの 『小さな恋のメロディ』を想わす、 典型的な青春ラブ・ストーリーだ。 .
▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼ . 『 Ann-Sofie Kylin = Annika 命 』 ▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼ . .
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これも因果応報と前世の業なのだろうが、 この経験則ってのがかなり曲者で、 我々は殆どそれに支配されているし、 この世界の外は中々想像も着かない。 〈ってことだけは確り肝に銘じておこう!〉 .
我々に罪を犯す自由はない。 存在を創造する自由があるのみ。それも、 存在を構成する行為を行わないでいる自由はない。 《アントニオ・ネグリ『〈帝国〉的ポスト近代の政治哲学』p14》 .
『対称性人類学』に引き続いて 『芸術人類学』において中沢新一は、 玉井敬泉や西郷信綱に耳を傾けながら、 反国家の逆賊達が山に篭った、とした。 養老2年に太政官符として僧尼令が発布され、 国家の承認のないまま出家して山林修行に励む如きを 国家は強く…
自由は物質的な潜勢力であり、 過剰/剰余か・差異/再共有かを 二者択一で優先的に迫ってくる。 《アントニオ・ネグリ『〈帝国〉的ポスト近代の政治哲学』p12》 松岡正剛〔セイゴオ〕はというと、 『誰も知らない 世界と日本のまちがい』では エマニエル・…
よしんば、大原問答のロングショットから 撮影しよう。 顕真に永弁、智海、証真、明遍、貞慶、重源、 嵯峨念仏坊、蓮契などのトップ・ディベーターに交えて、 寂超や藤原隆信とアンドレ・マルローも参加させよう。 ええい、この際、 栄西と運慶、慈円に弁長…
道綽の『安楽集』と 善導の『観経疏』(観経疎)を通過させ、 至誠心・深心・廻向発願心と 恭敬修・無余修・無間修・長時修という “選択”への過程はなるほど、 動態的な『法然ブラウザ』であり有効ではあるけれども、 同じことは対抗馬である明恵や すっきり…
確かに九州国立博物館に所蔵されている、 康治元年(1142)頼厳が普賢窟に埋納した 銅版法華経はリトグラフやガリ版を想わせる。 拓本のように押え擦ったかどうにかして 印刷したのに違いない。 第一、その九州国博のある大宰府天満宮じたい、 隠し磨崖仏もあ…
526年の猛覚魔卜仙による求菩提山か、 531年の善正による英彦山の開山か、 550年頃の能除仙=蜂子皇子による出羽三山か、 いづれが早い?とか、 朝鮮南部の花郎〔ファラン〕なぞ所詮 道教タオイズムのパラダイム劣化ではないか、とか、 霧島なのか・高千穂な…