2014-06-01から1ヶ月間の記事一覧
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もっと好きなベルクソンを貶してゐるので、 そこはNGだけれども、 三島や川端より大岡や伊藤整って時があり、 あの手の倫理観は東洋の儒教・仏教系と いふより近代日本特有の財産であり、 且つ我々はさういふバックボーンのもと 育ってきてゐるので手放しが…
いかに松岡正剛が『地獄の黙示録』 の源流としてコンラッドの『闇の奥へ』を 揚げようとも、『スター・ウォーズ』の源流として ジョーゼフ・キャンベルの『千の顔を持つ英雄』 を吹き込もうが、 私には断然、大岡越前守である。 〈因みに両作共にジョージ・…
しかし、斯く言ふ私が好きなのは 荒俣宏の南洋論やライアル・ワトソンの リンドブラッド号漂流旅に影響されて尚、 存外、大岡昇平の戦記物である。 ――奇しくも今日6/25がライアル・ワトソンや ファラ・フォーセット、マイケル・ジャクソンの 命日である。ジョ…
首狩族のダヤク族もイバン族も、 ごく近くの島のキングコングも、 山田克郎の『快傑ハリマオ』も、 サーキーズ兄弟や村上龍の『ラッフルズ・ホテル』も、 ブラナガン建築やニョニャ料理も、 ジャレド・ダイアモンドの永住も、 全てここから始まった訳である。…
アグネス・キースはボルネオ島のことを 世界に広く紹介した最初の小説家だ。 他にも、マリノフスキーやラドクリフ=ブラウン といった黎明期の人類学者も貢献してゐるが、 南洋ブームを起こしたのはこれら 大航海時代以来はぐくまれてきた “異質性”への思慕で…
ダニエル・キイスがアグネス・キース の息子だった事実は余り知られてゐない。 弟にキース・ジャレット、 キース・ヘリング、 キース・リチャーズが居て、 末っ子はリトル・リチャードだった。 .
そのダニエル・キイスが死んだ。 サッカーのワールドカップにボコ・ハラム、 河野談話や竹島問題どころではない、 大問題だ! .
“白痴”を描いた小説に2つある。 一つはドストエフスキー『白痴』。 もう一つがダニエル・キイスの 『アルジャーノンに花束を』。 .
▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼ . 『 サバの木椅子と南洋論 』 ▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼ . .
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そして、何を隠さふ、 私はビグルモアのダンサーである。 「主体性」よりも「協調性」の、 無理をしない楊式太極拳のやうな BIGLEMOI。 「ダンス甲子園」にこれで出場した 位だ。 あれをやりすぎて、私は、 足長おじさんになった。 今年流行のロールアップジ…
あるいはレオス・カラックスの アレックス3部作級。 ――TSUTAYAが発掘良品で近代の映画作家作品を 次々特集プロヂュースしてくれるのは 本当、有意義で有り難いけれども、 その大半>過半数>9割9分が 煮ても焼いても食えないようなゴミ駄作 ばかりだといふ事…
原作はアーウィン・ショーだとか、 リチャード・ブローティガン、 レイモンド・カーヴァー級に 退屈この上なく、 無駄口にも程があり、 内容がない。 およそこれをきちんと映画化したら、 アレハンドロ・ホドロフスキー幻のデビュー作 『ファンドとリス』の…
ご存知の通り、ボリス・ヴィアンなんて、 根暗で陰陰滅滅 としてゐて、 救いやうがない。 丸けてゴミ箱に直球って本が 世の中にはたくさん有るが、 フーコーのホモダチ「エルヴェ・ギベール」や 村上春樹と並んで その代表格だ。 ――去年1年間、沼野充義のや…
しかし、それは2/3まで。 2/3を越えた辺りから急に 原作に忠実になって、 評価も急降下;番外にまで落ちた。 失楽園… .
もろもろファンタジーの一切合財を 注ぎ込んだトンデモないサイコー!傑作に 作り変えてしまった! あるいはこれは永らく私の マイフェヴァリッツ・ベスト1 不動の1位を何十年もの間、 キープしてきた『未来世紀ブラジル』 をつひに凌駕してしまったかも知れ…
しかし『ワールド・ウォーZ』さへ軽〜く凌駕するのが、 ミシェル・ゴンドリーの 『ムード・インディゴ うたかたの日々』! ボリス・ヴィアンの『日々の泡』 の映画化と聞いて期待薄だったが、 何が何が! 『地下鉄のザジ』から「ジャック・タチ」から 『赤い…
本来「死後生」「死後世界」「甦り」「蘇生」 を軽々しく語るなんて御法度である。 故にこそ逆に、土台から踏み外してゐる ゾンビ物にはパラレル的に異質な 非現実世界が展開できる。 またさうであればこそ、 東京ディズニーランドで5末から行はれてゐる プ…
ゾンビ物にはハズレが少ない。 ウィル・スミスの『アイ・アム・レジェンド』、 カナダ物の『ゾンビーノ』や、 スペイン物の『REC:レック』、 『バイオハザード』シリーズは言ふに及ばず、 マイナーでもオランダ物の『ゾンビ・クエスト』や エロ邦画の『レイ…
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