2009-01-01から1年間の記事一覧
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『アバター』は中々の名作であった。 ジェームズ・キャメロンは 『タイタニック』の作者ではなく、 もはや『アバター』のそれとして 記録されるであろう。 レヴィ=ストロースに是非みてもらいたかった。 メル・ギブソンの『アポカリプト』は見ただろうけれ…
字幕が3Dを阻害した。 最初、字幕版で見たため、 しかも最前列〜3列目で (見上げながら)観たため、 字幕はほとんど頭の後方に現れるのだ。 ついヤン・スヴィエラークの 『アキュムレーター1』を思い出した。 .
このほどゴールデン・グローブ賞を 獲った(作品賞&監督賞、2冠)。 ってことは例によって アカデミーもスルーパス。 製作総指揮にコリンウィルソン、 アウトサイダー。 .
『アバター』は中々の名作であった。 ダヴィンチ虫が飛び交う。 地球は母殺しだ。 被保護者である、。 宇宙樹。 宮崎駿性(オームの触手再生、不思議虫)。 トータルリコールやマルコヴィッチの穴、 そしてマジンガーZに通じる。 勿論、アルクトゥールスへの旅…
▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼ . 『 痘痕ァも笑窪 』 ▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼ . .
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エミール・デュルケムの甥っ子で、 ブロニスワフ・マリノフスキーに大きく依存した マルセル・モースの『贈与論』では、 マオリの物の霊やアンダマン諸島の気前よさ(喜捨)、 お返しのお返しや、 ローマ・ヒンドゥー・ゲルマン・ケルト・中国の法に まで考察が…
ミシェル・フーコーは将にこの現象を 「ファルマコン」といって一次的&一義的な 誤解を受けたし、 乱世とは斯く不安定なものだ。 .
今度のJALの破綻や 米銀106行の破綻でも明らかなやうに、 あるいは百十四銀行の不正融資(6億円)や 借金の棒引き・給料からの天引き… で明らかなやうに、 「贈与」と「売買」は紙一重。 これは丁度「敵」と「味方」が 状況次第でコロコロ入れ替わるのに似てい…
近代フランスには“物”が無かった。 いや、近代フランスばかりではない。 全世界、いくら探してもフェティカルな オブジェクツはそうそう無かった。 だから草笛を吹いたし、 メンコを差し楽しんだ。 主婦は傍目のものを悉く欲したし、 信用経済はそこに突け入…
『アストレとセラドン』がえらく中途半端な 17Cに偽造された5Cの古代話。 一見、名作『ダフニスとクロエー』かと想うが、 次々に将棋倒しのやうに幻滅していく駄作。 なのに対して蓮見重彦も惚れ込んだだけあって、 フローベルの原作がいいのだらう、 ちくま…
またソクーロフは煮ても焼いても もはや食えぬ。 ボヴァリー夫人はアントニオ・サリエリだし (フランク・マーリー・エイブラハム) 、 映像は「これで最後」と撮り納めた エリック・ロメール(89歳)の 『至上の愛 アストレとセラドン』 だ、 これはまるで。…
内容がオタクの陰鬱なもので、 マーク・ロマネク&ロビン・ウィリアムズの 『ストーカー』だとか、 村上正典&中谷美紀の 『電車男』に遥かに劣るので リピーターは居るまい。 .
スコリモフスキーは 『ハックル』や『タクシデルミア』の パ−ルフィ・ジョルジや、或は、 アンドレイ・クラフチュークの 王道古典・教科書作; 『この道は母へとつづく』等に 似たやうな好感の持てる 落ち着いた綺麗な映像。 .
気分が悪いので口直しに イエジー・スコリモフスキの 『アンナと過ごした4日間』と、 アレクサンドル・ソクーロフの 『ボヴァリー夫人』を観て来る。 .
▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼ . 『 コタツ亀、巣籠る 』 ▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼ . .
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未熟すぎる馬鹿者共の失態といへば 近年では「オウム真理教」があるが、 「連合赤軍」も徹底的に糞くだらなかった。 若松孝二の 『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』 で描かれた森恒夫&永田洋子は あるいは松本智津夫=麻原彰晃より非道い。 そしてポル…
普天間移設問題にしてもずるずる済し崩しの内に 「2009年内」といふ期限切れ。 無効々々無効。 不渡手形&不良債権を濫発する如し。 おかげで日米関係は冷え込んで御神渡りは鳴れども・ アフガニスタン戦略にゃ鳩山の電話ならず。 〈植木等っぽく「お呼びで…
パテント〜著作権を確保できずに 駄々パクラレ横取りし放題の日本の原案群は、 まるで安保マジナイに興じる無能国家。 その元首;鳩山兄弟は実母から11億円もの 偽装献金(寄付? 貸付?)を受けていながら やれ「友愛政経懇話会が悪いんだ」とか・ 「六幸商…
『Robogeisha』の恥じらい; 「あら、嫌やわぁ〜!」 の目潰し攻撃は2本指だが、 神田瀧夢の 「本気〔マジ〕でぇ〜!」 の3本指に通じる。 マット・ディモンの 『インフォーマント』に出ていた、。 「がーまるちょば」・ 「AKB48ワールド」と共に 日本希望の…
一方、長谷寺の「ハセ」は その裏山の初瀬山の「初瀬」だし、 『ロボゲイシャ』の超美しい姉舞妓 ;菊奴_役の長谷部瞳の「長谷」なのだ。 あるいは「アンニョンハセヨ」の「ハセ」。 「早生」(早稲)の「wase」であるし、 であるからには「vaselin」も 視野…
買い上げてもらえない蚕の話などなど、 『資本論』よりも馴染め安い。 ――エレ、クォーター、ツェントネル、 ブッシェル…といった 聞き慣れない単位系で脱落者多数――。 し、現代と変わらない部分がかなりある。 その労苦話たるやまるで2chだ。 『ブラック会社…
猪俣津南雄のこのドキュメンタリー (踏査報告)は『女工哀史』と 『北越雪譜』のハイブリッドみたいな、 味わい深い一冊である。 .
『窮乏の農村』が二度あらわれる。 宮崎和子の父はその愛読者であったし、 宮崎康平の蔵書の中心にも この本が収まっていた。 .
▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼ . 『 Qファーム 』 ▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼ . .
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宮崎和子に手を引かれる康平はさながら、 闇の中を少女に導かれる盲目のミノタウロス である。 さう、パブロ・ピカソの絵だ。 それでいながら彼は卑弥呼の墓を 発見した。 「本拠」と「別荘」(仮宮・行宮)ってことで いいぢゃないか? 出先は本陣とも成っ…
森繁久弥の献花もあった。 宮崎康平が死んだ際。 別れた妻も来た。 (映画では余貴美子。) し、学生の頃の、面影の薄い写真を 宮崎は遺影に選んだ。 竹中直人の面影の薄い学生の頃は、 まるで『オバケの救急車』を踊る ペナルティのワッキーだ。 .