2013-01-01から1年間の記事一覧
.. ▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼ .. ▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼ ▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼ ▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼ . .
顔〔ネーム〕の多くは、保険の元売に比べて 再保険ってのがどんだけヤバイか丸で 分かっていなかった。 《『クルーグマン教授の経済入門』p233》 .
ロイズのシンジケートは船荷を扱ってゐた。 1688年にコーヒーハウスで創設されたロイズは 20c初頭には海運保険市場を一手に握ってゐた だけでなく、生命保険以外の世界の全保険の 半分はここが扱ってゐた。 《『クルーグマン教授の経済入門』p229》 ――松岡正…
1987年のブラックマンデーは コンピューターの自動取引に原因してゐた。 価格が下がり過ぎたら売り注文を出すよう プログラムされてゐたため。 拡大したのは人間のパニック行動だったが。 《『クルーグマン教授の経済入門』p214》 .
本当にしっかりした金融政策は、 お金を客観的な外部の基準に結び付けないとダメ。 例えば“金”。 《『クルーグマン教授の経済入門』p147》 .
インフレを年率1%下げるのに 経済はキャパより4%低い位で 動かなきゃなんない。 《『クルーグマン教授の経済入門』p93》 ――今年はロバート・キャパ生誕100年だった――。 ――本名はフリードマン・エンドレ・エルネー――。 ――(アンドレ・フリードマン)――。 ――…
職の有る無しはアメリカにとっては大事。 福祉国家で失業者が優遇されてゐる ヨーロッパだってさうだ。 職を造るのは造作ないことだけど、 インフレを起こさずにさうするのは至難。 《『クルーグマン教授の経済入門』p54》 .
アメリカの生活水準のトレンドは、 自分とこの生産性成長で決まっており、 国際競争なんてぜ〜んぜん関係ない。 《『クルーグマン教授の経済入門』p41》 .
MITのロバート・ソロー曰く、 生産性パフォーマンスの低さに関する議論の 殆どは“素人社会学の爆発”。 《『クルーグマン教授の経済入門』p35》 .
大惨事?/至福? 崩壊/万々歳? 《ポール・クルーグマン『クルーグマン教授の経済入門』p13》 .
▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼ . 『 サトリ世代の無香性 』 ▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼ . .
.. ▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼ .. ▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼ ▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼ ▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼ . .
消費パターンの分類に有効なのは 国際貿易のモデルである。 第一次産業〜第三次産業の 3パターンに仕分けることによって、 必需品と奢侈品の対照から脱け出せなかった 我々は自由になれるであらう。 道徳の呪縛から逃れなければ、 まともな消費分析など出来…
消費者の目的はマーキング・サーヴィスを用いて 一貫した情報システムを動かすことである。 消費者は財を必要とするが、 他の消費者に追補される手段でもある。 貧困は相互依存に関わっており、 牛の群れしか持ってゐないスーダン人は 自分たちを憐れんでは…
> ジャレド・ダイアモンドの『銃・病原菌・鉄』 プロローグを参照! 農耕によって食糧生産と余剰食糧の蓄積が可能になり、 余剰食糧の蓄積が非生産者階級の専門職を養う ゆとりを社会に生み出し、技術の発達を可能に したのである。 《『銃・病原菌・鉄』上…
国際貿易論は何故か消費の理解のために とても有益である。 貧しい家計は、貧しい国家財政に 極めてよく似ているのだ。 第一次産業:農業、漁業(天然資源) 第二次産業:ガス、水道、電気(加工業・製造業) 第三次産業:商業、金融、保険(サービス業) 《…
近代産業社会がトップの思惑通り 排除の操作が行われたかどうかなど、 予断を下す必要すらない。 異なった周期性に基く生活パターンは それだけで自由な社会的交流に対し、 意図はされずとも障壁を自然形成する。 しかも致命的な相互性の原則があり、 消費に…
経済思想の初期に、富と力の源泉とされたのは、 先づ土地であり、次づいて労働であったが、 いづれも生産を主題としてゐた。 しかし今や技術的なノウハウに注意が絞られており、 つまりは教育が重大なウエイトを占めて来ている。 教育は消費なのではなく、 …
実際の所、トップの領域で取引されているのは 相互信頼のネットワークに関する共通の知識 なのである。 現実の財は氷山の一角。 水面下には、人や場所や事物や日付を 分類して集めたカタログ。 金持ちについて理解することが出来なければ 貧困がいかにして生…
サボの女性たちはチェコスロヴァキア製の壷に 標準化してをり、トロブリアンド島では 赤い貝殻製の数珠と白い貝殻製の腕輪だけである。 ――そうした民族誌を知った読者は、 誤って自己満足に誘われるかも知れない。 しかし、生産と消費を一つの循環プロセスと…
市場機構の周縁部のように回転が遅く、 知識が不完全で、大きな利潤に一層の 危険が伴うような所では、標準が凸凹 していても構わない。 所が、競争が極めて激しい所では、 標準化が生ずるのである。 《『儀礼としての消費』p211》 .
▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼ . 『 経済進化論 』 ▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼ . .
.. ▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼ .. ▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼ ▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼ ▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼ . .
ジェイコブ・ミンサー(Jacob Mincer); 才能に富んだピアニストはより高い収入を得、 より大きなホールで演奏するだらう。 貧家のピアニストは撤退していく。 首長もなく貴族もいないユローク続は 平等主義社会だったけれども、 同じ現象が起こった。 《『儀…
一層の産業化と、専門分化。 複雑でもベクトルは読める。 ジェイコブ・パラウシュ(Jacob Paroush); ピアニストにとってピアノは「必需品」。 音楽嫌いにとっては「贅沢な家具」。 《『儀礼としての消費』p163》 20世紀を代表する建築家で、 かのロバート・…
消費行動の比較のために適切な グルーピングを選び出すといふ問題は、 どこをとっても一面に死体の散らばった 戦場の様なもの。 アウトサイダーが評言を述べるには 余りにも技術的。 (ブレスト、ファレル、ペイン、グラハム・パイアット。) TVが彗星の様に広…
アーロン・ウィルダフスキー(Aaron Wildavsky )の、 国家予算決定の条件比較。 過ちを許す余裕 vs 貧困の悪循環 《『儀礼としての消費』p145》 個々人の家計簿との相似系… 。 .
ベンジャミン・シ−ボーム・ラウントリー (Benjamin Seebohm Rowntree) の云ふ「二次的貧困」。 個人は機会から切り離され、 隔離される。 そこにあるのは行き止まりの職であり、 よどみきった近隣。 《『儀礼としての消費』p143》 .
黄色と黒の虎模様縄; アンソニー・トロロープ(Anthony Trollope)は、 人間の本性が競合的な誇示によって 全面的に支配されていると信ずる 経済学者たちの誤りを例証*冷笑してゐる。 《『儀礼としての消費』p127》 .
アウグスティノ会やベネディクト会は 長きに渡って農業と商業に地歩を築き、 成功を収めてきたが、新しい条件に何とか適応 しようとし、土地の直接的コントロールから撤退し、 収入を地代に頼るようになった。 1224年、ドーヴァーに9人の フライアー・マイナ…