2007-09-01から1ヶ月間の記事一覧

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▲▼∴ 633818. ∵▲▼ 堂々たる名作の風格

リアリティなんて「うげぇッ!」だが、 こういう観点からなら辛受する。 道理で備品やアングルが“収まっている”。 実行犯の二人を郊外に連れて行く ロングショットの山並みも美しい。 カイス・ネシフの存在感が見事に引き出された、 『ボルサリーノ』や『カ…

▲▼∴ 633806. ∵▲▼ 時流的ロングショットの美学

女優が綺麗すぎることと、 ラストが三島由紀夫or太宰治的軽いノリである点 を除いては『パラダイス・ナウ』は中々見応えのある、 そして記憶に残る重い映画である。 勿論ハニ・アブ・アサドが『きけわだつみのこえ』の愛読者で、 黒澤明〜青山真治&北野武の…

▲▼∴ 632898. ∵▲▼ イージー eazy EG

『パラダイス・ナウ』のラストシーンは、 まるで60〜70年代の安易映画か、 或いは『ハンニバル・ライジング』:のように 低予算でレトロな;安易な出来映えだ。 .

▲▼∴ 632887. ∵▲▼ 遠藤周作の『沈黙』は新長崎市長を肯定するのか?

あるいはケン・ローチ; 『麦の穂をゆらす手』に活写された如く、 チャーチル・イギリスに抱き込まれて アイルランドの独自性が アフリカ等の植民地同然にされたなら、 実質ホネ抜きもいい所である。 ♪転んぢゃったのね〜、ああ・あんあん、 IRAはそうい…

▲▼∴ 632866. ∵▲▼ 画題のコーディネートぢゃあるまいし…

確かに更に更に列強は力を付け、 イスラエルは超大国をバックに ウチのシマを荒らそうとしている。 空撃にvs自爆テロぢゃ、 B29に竹槍ってなようなモンダミン。 .

▲▼∴ 632855. ∵▲▼ 無責任な迄の弱小者

協力者の車に押し返されたハーレドだって、 本気で友の自殺を止めたければ どうにでもやった筈である。 インロックで監禁された訳ではないのだから、 高速走行中の車からだって跳び下りただろうし、 運転手の後頭部を殴ってだって、 首を絞めてだって急停止…

▲▼∴ 632844. ∵▲▼ 浮いた人生 と 憂き世

結果的に死ななくてもよくなった、&、 スーハとそこそこ幸福に暮らしてよくなったサイードは、 そしてだからこそ 逆ぅ〜〜〜に 死んでやりたくなるのである。 .

▲▼∴ 632833. ∵▲▼ 無一言絶句

なるほど、他に方法など有るまい。 列強はまたメタくそ力を付け、 メガに脅威を増してきている。 我々呑気な小市民は絶句し、 窒息死してしまうしか無い段だ。 それでもまだブルジョアの為に 130円もするガソリンを買うのだろうか? 最低賃金で重労働をす…

▲▼∴ 632822. ∵▲▼ 「立て板に水」の脆弱な論理

だから「剰余価値+1」の判断を サイードは“主体的に”行う。 (神の御意思に従ってジハードで)死ねば 天使に天国へ連れて行ってもらえる からである。 空疎乃至嘘だし、馬鹿げ切ったナンセンスの骨頂だが、 それを重々承知の上、更に自己暗示を掛けて われ…

▲▼∴ 632811. ∵▲▼ 仕掛けとしての文化人類学

勿論、全て正解なのだ。 これが現代の最もエゲツない所なのだが。 掴み所なく、徒手空拳させられ、 泡を喰う。 “行為”が済めば“料金”が発生するし、 ――叔父さん叔父さん5万だよ3万ぢゃないよ! 元締め呼んぢゃうけどいいんだね?―― いつしか“首謀者”にスリ…

▲▼∴ 631897. ∵▲▼ 最期の最後でも我々は碌すっぽ考えない!

煩悶し、考える。 本当に自爆テロしか方法は無いのだらうか? そしてまた或いは、 更に焼石にガソリンで、 血で血を洗う徒死を増やすだけなのでは? と。 .

▲▼∴ 631886. ∵▲▼ 死ぬ時が一緒で、何で“兄弟”屋根んン?

そんな美人と恋愛が好い具合に進行中なのに、 “密告者の親が処刑された”というPTSD・負目を もつ主人公サイードは、 生まれた場所と日時は違えども、 死ぬときは一緒さ! という『三国志』や任侠物で耳にした如くに、 親友のハーレドと敵国イスラエルの首府…

▲▼∴ 631875. ∵▲▼ ♪地上におりた天使達

とはいえ、ジェニファー・エスポジート に劣らぬ程の凄い美人女優が このパレスチナ映画『パラダイス・ナウ』 には出ている。 「スーハ」役の「ルブナ・アザバル」である。 母役のヒアム・アッバスも凄い美人だ。 こんなに超絶美人ばかり集めたら リアリティ…

▲▼∴ 631864. ∵▲▼ ♪君の瞳は1万ボルト!

ポール・ハギスの『クラッシュ』は、 デビッド・クローネンバーグの『クラッシュ』を 猛撃する面白い実験映画ではあったし、 そこに現れたジェニファー・エスポジートは、 まるで ファラ・フォーセットの再来! である。 物凄く綺麗だし、演技力も程よく安定…

『 観念的な物、非物体的な物は最早「効果」以外では有得ない 』

▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼ . 『 硬貨の校歌;シャワー効果 』 . 〜〜大をする時の小〜〜 ▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼ . .

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▲▼∴ 631853. ∵▲▼ SWのナブーの元

その割れた鏡に今日はエドワード・サイード= =カイス・ネシフ〈;「海部俊樹」ではない!〉 の強い不逞々々視線が投影される。 パレスチナのナブルスの地下集会所において。 彼は「自爆テロ」を命じられたのだ。 勤め先の板金屋の親父と今日も喧嘩をして帰…

▲▼∴ 631842. ∵▲▼ ♪都会のネオンに染まらないで帰って

『木綿のハンカチーフ』は 「♪欲しい物は無いのです〜ぅ」と唄う癖に、 シャツと共地の150番手の手巾は縫い直されて 『ドラエモン』の前ポケットのように 数知れぬx次元へ幸福を包み込んでしまうし、 ――或いは襞々・幕々・飛騨高山――、 ハンプティ・ダンプ…

▲▼∴ 631830. ∵▲▼ 振って振って、叱ってほしい!

それはしかし『情報化時代』の メディア人間たちの必然である。 >>>> メス化 ??? -リン ????? さういう意味では寧ろ 「オス化」してしまったのだ。 〈ミツカン酢cmの菊池桃子は最高だ!〉 〈しかし彼女とて息子たちを叱る時は、 「おいお前、そ…

▲▼∴ 631809. ∵▲▼ 収支の根底的破綻

『シルヴィーとブルーノ』の少年は、 吃音で左利きで、表&裏で・そして 後ろから前から…と或らゆる仕方で教訓を学ぶが、 決して“底”から学び取ることはない。 そう、この少年はまさに我々である。 東奔西走し、帳簿の1円の為に徹夜し、 左右の靴下を違えて…

▲▼∴ 631788. ∵▲▼ 奥歯に物、が挟まって…

音声中心主義の“声”が切り裂く気団は、 多-少・過vs不足・表裏・左右…といった セリーの中の連結の転倒を可能にしてしまう。 『シャイニング』から逃れようとするミノタウルスは、 手探りで壁を伝ってきて、 月のため みさびすゑじと思ひしに 緑にもしく 池…

▲▼∴ 631775. ∵▲▼ 板2枚、に挟まって…

ドゥルーズは引いている。 クリュシッポス; 君は“荷車”と口に出す。 すると空也食わず嫌い王選手権で 過去7仏が実際に現前する。 《ジル・ドゥルーズ『意味の論理学』上p29》 “荷車”ではなく“お荷物”だったのだ。 “肩の荷”であり、人材派遣のCMのやうに、 …

▲▼∴ 631756. ∵▲▼ 板1枚、隔てて…

これは或る意味、 「スキムボードの如き」 「表面効果のパラドクス」を有つ “言葉”なるものに関する ジル・ドゥルーズ的 『意味の論理学』に 反対するものである。 .

▲▼∴ 631735. ∵▲▼ イッヒ一子相伝

また、エヴァンズは ヤーコポ・ツッキや タウレルスの 高次のメッセージ 即ち 秘中の秘/秘伝・奥伝 をも紹介している。 現代のように 「誰にでも分かる」 ような民主主義とは 反対のもの。 .

▲▼∴ 631724. ∵▲▼ 否、むしろ真逆でぇ…

あるいはエヴァンズは このルドルフ2世研究の書に於て、 以前はアート活動に ステージを与えるのが “理論”の役目だったが、 「ディセーニョ・インテルノ」 (=内なる素描) をプロセスする厳格で緻密な 自然模倣を行うマニエリスムでさえも 創造に理論とい…

▲▼∴ 631713. ∵▲▼ “時代”的-幼児体験論

時代の倦怠感を云々するのは 差し控えるべきだろう。 宇宙論や確信材料への不安が オカルトなる“完全性”への 狂おしいまでの探索行へ 踏み切らせたのだし、 その調停の一手法こそが マニエリスムだったのである。 《ロバート・J・W・エヴァンズ『魔術の帝…

▲▼∴ 631702. ∵▲▼ マニエリスムさえ…

いわゆる「マニエリスム」さえ、 精神分析の定席が 「reserved」されてしまった。 .

『 Concordia discors = 外見上の不一致から導かれる一致 』

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