2009-10-01から1ヶ月間の記事一覧
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また鈴木京香がとてもいい。 『ALWAYS 三丁目の夕日』の 薬師丸ひろ子と肩を並べ 昭和のいい主婦を演っている。 .
組合員の青年時代から 壮年の懊悩まで、 実にうまく演技できている。 もはや『コントロール』あたりの レイ・リオッタに1歩まさったのではないか? ――リセッタは大丈夫なのだらうか?と 懸念せざるを得ない。 花王の『エコナ』は特保取消なのだ。 成分の「グ…
しかし渡辺謙が良かった。 『ラスト・サムライ』や 『バットマン ビギンズ』、或は 『硫黄島からの手紙』ではまだ 『ターミネーター1』のシュワルツェネッガー のような妙な堅さがあったが、 世界の演出を学んでこの作で 彼は大成したやうである。 .
混同してしまうといへば、 この『沈まぬ太陽』の原作者;山崎豊子は、 『功名が辻』by司馬遼太郎の山内一豊や 『さまよう刃』の竹野内豊と 竹野内豊に似ている金城武とを 一通り思い並べてから確定しなければ 私は腑に落ちない。 ――近頃『ねぇ、ママ』の碓井…
水川あさみもよく見るが、 「ご当地ソングの女王」;水森かおり とよく混同してしまう。 .
松下奈緒か佐々木希。 あるいはマヤ・ヘイゼンか ベッキー・クルーエル。 (リア・ディゾンはやっぱり佳いけど) もはやそういう時代に入った。 〈群馬県吾妻郡の出身のサトウハナエか?〉 .
そしてこの新潟県北魚沼郡といへば、 『沈まぬ太陽』の渡辺謙の出身地である。 『沈まぬ太陽』では、 スッチー=スチュワーデス=客室乗務員-役に 松下奈緒が出ていた。 松雪泰子の代理で乗ったジャンボジェットが 墜落事故を起こしてしまうのである。 故に…
▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼ . 『 沈まぬ太陽 』 ▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼ . .
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正月飾りである松飾や注連を燃やす 祓えの行事である左義長なのに、 小正月の成人式あたりか 旧暦の正月、最悪は節分くらいまでに 行うべきである。 単なる稲束〔すすき〕もいただけない。 .
種苧原〔たねすはら〕の雪原で 毎年3月に行われる 賽ノ神が今2つである。 『古志の火まつり』。 .
一方、『1000年の山古志』は タイトルが沿ぐわないとはいえ、 中々のいい映画であった。 (1) 自らポリパイプを引き、田圃の復旧を図る上田照枝、 (2) 勤め先を退め、先祖伝来の錦鯉業に勤しむ石原正博、 (3) 建て直した牛舎で父子が牛の出産を協力する話、 (…
鉱山では落盤事故なんて茶飯のことだし、 崩落した土砂を水と池堰で篩い分け、 排出するなんてマニュアルはこの 300年も400年も昔に出来上がっていた。 彼らの『横井戸』は岩盤崩落事故の ネゲントロピーである。 彼らも鉱山開発者の末裔に違いあるまい。 .
この推理は当たった。 彼らはやがて隣町から 鉄製のトロッコ用レールを貰い受けるのだが、 それは将に鉱山の坑道で用いられていたものなのだ。 .
ということは『坑道』のニオイがする。 鉱山開発の手も及んでいた筈だし、 金脈は古来より門外不出の極秘事項だ。 .
無理な絵空事ではない。 彼らは既に『横井戸』を掘り、 棚田に水を引く技術者集落であった。 .
初心は「急病人の母を救え!」だった。 雪深い峠越えだと連絡者も命を落とす危険がある。 だから隧道を掘って問題一挙解決を図った訳だ。 .
▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼ . 『 Yamakoshi; The Village of Thousand Years History 』 ▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼ . .
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恐らくは落武者の漂泊れ着いた、 隠し砦的な部落性があったのは否めまい。 こんな日本海の迫り上がり地盤など軟弱で、 自然災害に弱く、住むのに適さない、 なんてすぐに見抜ける筈だ。 逆にだからこそ彼らはこんな隔絶世界に 身を潜めた。 それ故に「山越」…
その魁の一つが2004年10月23日の 中越地震で壊滅的打撃を受けた 山古志村だという論法なのだが、 だとしたらこの15年も20年もの 断絶的閉塞は何にあったのか? ――ハッキリ言ってここに伝統の深みも、 古式床しい素朴な正道さも何もない。 確かに我々はそうい…
そういう行き察を経てプロデューサーとなった 武重邦夫はこの映画の挨拶で 「世界は小じんまりした等身大世界へ向かっている」 と語った。 「疎遠な競争社会から、暖かい親和社会へ、と」と。 確かにこれは当たっている。 もう殆ど安倍晋三にしか見えなくな…
三宅雅子はそこで「製作実習かたがた――」 と日本映画学校の武重邦夫専務理事の下を訪ねた。 それでいいのである。 AがダメならA'へ振ってみて、 それでもダメならB案>C案だ。 機転を利かせて試行錯誤するのが 真剣さの表れであり、 資本のみならず、 ノウハ…
どうしてプロに訊かなかったのだろうか? >>それが最大の疑問である。 企画者の三宅雅子が『黒部の太陽』の 製作者を訪ねた時、少なくともこの話の映画化に (『黒部の太陽』の半額の)4億円は必要だ (as制作費)とハネられた逸話に明らかなように、 山古…
同じことはトロッコのレールに関しても言える。 養蚕機の棹をこんなことに使ってしまえば ボロボロになって使い物にならなくなる位、 実行せずとも自明な話である。 にも関わらず2〜3mmの鉄板を貼ってまで 利用し続けたのは愚行でしかない。 .
また「酸欠で変しくなった」なんて話も、 とうに換気設備のある時代の話であり、 「村人が間抜けだった」という証左以外の 何者でもない。 .
もはや素人ばかりが見るとは限らない。 『プロジェクトX』が成した功罪の、 就中“裏面”の方へも配慮せよ! .
劇中「岩盤」「々々」というので よっぽど悲惨な硬石を連想しがちだが、 何のことはない、多くは捲れ易い泥岩である。 だから「1日30cmしか掘り進めなかった」と云うなら、 私が直ちに物の30分でそれを超えてやろう。 .
村人の有志だけの力で 1kmにも及ぶ隧道≒トンネルを掘った、 という感動実話だ。 .