2006-03-14から1日間の記事一覧

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▲▼∴ 216. ∵▲▼ 大音響の反作用 〈ナチは超低音レーザーを開発していたが…〉

そして正典・正式・公式のニュアンスの強い、 「ハプスブルグ家のコレクション」などに 加えられていくのだ。 包摂といってよかろう。 我々はどうかとすると、 このフィードバック/ハウリングの中で、 ジミヘンのように恍惚となる…… .

▲▼∴ 215. ∵▲▼ 風景のミニチュアが集められたのだ。あれはあれで結構アチャラサンも「花鳥風月」なのだ!

がしかし人々は「フィレンツェの廃屋石」や 「ピエトラ・エンボスカータ」(=森林石)に熱を上げるし、 「ピエトラ・チッタディーナ」(=都市石)に及んでは 今日もまだ捜し索められているし、 これらは半分贋物と諒解ったままで、 「クンストカマー」(=…

▲▼∴ 214. ∵▲▼ 科学的メス、乱麻を裁つ! 〈科学は「思考のアクシデント」や!いうたの、オタク違いましたァ? 「世にも奇妙な瞑想」だとか? ハッキリしてもらいたいもんだわ!〉

ボルドーのJ・V・モンバルレは 19世紀も押し迫った末期に 「ドルドーニュ河畔」や 「ジュイヤック(ジロンド県)の寂境」 の来歴を種明かししてもいる。 .

▲▼∴ 213. ∵▲▼ 「自慰の表明」ぢゃあないよ! 「辞意」でも「侍医」でも「示威」でも「爺」でも!

ポンポナッツィはマグヌスを受け売るし、 ジェローラモ・カルダーノや デザリエ・ダルジャンヴィルは ピュロスの瑪瑙への疑意を表明した。 .

▲▼∴ 212. ∵▲▼ ススキにも心を凍りつかせる

アルフォンス・ル・サージュの『宝石詩』、 アルベルトゥス・マグヌスの『鉱物論』を経て、 コンラート・フォン・メーゲンベルグ(1304〜1374)の 『自然の書』では イスラム王でもあった魔術師ゲテル(=テテル)の著作に言及し、 砂漠を放浪うヘブライの民…

▲▼∴ 211. ∵▲▼ 「カメオ出演やからノーギャラでっせ! 宜しおまんな? いやいや、私は幾らかでも払いたいのですよ。しかし下手に半端な額、支払うと帰って申し訳ない! って訳で。」

1372年に没したジャン・ド・マンドヴィルの 『14世紀の宝石詩』ではピュロス王も アポロンも現れず、 神話の記憶を留どめてはいないようだが、 ブローチの「カメオ」は賢王ピュロスの 指輪がモチーフ/オマージュだ。 .

▲▼∴ 210. ∵▲▼ 古代の碩学の永い永い寿命

11〜15cには多種多様な異本の現れた マルボードの『宝石詩』では プリニウスそのままの引用だし、 .

▲▼∴ 209. ∵▲▼ 「人面岩」と「岩面人」

A.D.227年以前の偽プルタルコスは、 クテシフォンの『植物論』や アリストブロスの『石論』、 メンデス人トラシュロスの『悲劇物語』・ 『トラキア人たち』を総合した『大河論』の中で、 「人間の形をしたリボン状水晶」を揚げている。 .

▲▼∴ 208. ∵▲▼ ええ石理してまんな!

A.D.230年頃のC・J・ソリヌスは、 「それは瑪瑙のクオリティ次第なのだ」 と説く。(『碩学』において。) インド産の瑪瑙であれば森や動物を描くし、 神々の母が浮かび出て見える「オートグリフ」に、 男たちの姿を現す「フィラデルフ」。 .

▲▼∴ 207. ∵▲▼ 我らのプリニウス 〈←真昼? 私の?〉

セイレーンの姿を呈したパロス島の大理石(36節#4)、 割ると掌や棕櫚の葉の現れる・ 若きポンペイウスを名将カエサルが打ち負かした ヒスパニアのムンダ近郊の石(36節#29)、 太陽や月を内に含んだ「アステリア」(37節#47)、 竪琴を手にしたアポロンと9…

▲▼∴ 206. ∵▲▼ 白クノ蝦蟇? 46?

そう、第二章の「絵のある石」の話だった。 瑪瑙〔メノウ〕や大理石の人為的な画像の見出せる物を 「gamahé」〔ガマエ〕というが、 紀元前の古代からそういう見立ての伝統はあったようで、 我らのプリニウスにはしっかりと記述されている。 〈まあ、当然とい…

▲▼∴ 205. ∵▲▼ “意識”のメタな元型

視覚と精神の逸脱を巡る総合的研究である、 私の著作の中ではそういう一切の前提条件を外し、 素直な気持ちで眺めてもらいたい。 …と序文において吐露るバルトルシャイティスは、 第一章で近代に流行ったトムソンの形態学以前に 滔々たる「観相学」があった…

▲▼∴ 204. ∵▲▼ ゆるゆるバルトルシャイティス、「序文」

科学的な偏見によって“真理”から遠ざかってしまった、 第一級の名声を得ている哲学者・碩学・作家・芸術家たち。 ひとたび思弁の領域に突入してしまうと、 “思考のアクシデント”というだけでは済まない。 “形而上的な真理は仮面の真理である”のに… これらは…

▲▼∴ 203. ∵▲▼ 安倍ら四温

「マーブル模様」といえば、 種村季弘と巌谷國士が共訳した、 謎多き美術評論家である 「ユルギス・バルトルシャイティス」著作集の 第一巻『アベラシオン』 〈また「シオン」だ! 荒俣宏の『レックス・ムンディ』といい!〉 の第二章「絵のある石」に豊富な…

▲▼∴ 202. ∵▲▼ 原始的な偽造防止策

この税務の申告季節になると 「日計式簡易帳簿」と付き合わざるを得ないし、 小口のマーブル模様を見つめて 記憶の飛んでいるような朝を 迎えることもある。 .

▲▼∴ 201. ∵▲▼ BOROボロ

どんどんどんどん主題・本道・本堂から外れる。 「真理」は永遠に差延される、 『ゼノンの矢』の如きラビリントスなのか? いや、『ネグレスコ・ホテル』までは24時間南へ 走らせれば到達するくらい百も承知だ。 え、50マイル? ↓ ↓ 正解は、以下のカラオケ…

『 マーブル美術館 』

▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼ . 『 “マーブル美術館”だった、ルーブル美術館 』 ▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼ . .