2006-11-15から1日間の記事一覧

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▲▼∴ 603016. ∵▲▼ Esther Shub

などがあり、清冽なサイレント(;無声映画)は映画研究者が必ず立ち寄らねばならない傑作ばかりであり、現代にもその崇拝者は多い。 例えば、『炎628』で「まだこんな激しい魂があったのか!」と世界を驚嘆させたエレム・クリモフなどもそうで、彼の同題作…

▲▼∴ 603015. ∵▲▼ Esther Shub

【フィルモグラフィー】 ・ 『Krylya kholopa』(農奴の翼)(1926) ・ 『Abrek Zaur』(山の息子)(1926) ――以下3部作;―― ・ 『Padenie dinastii Romanovykh』(1927) (ロマノフ王朝の最期) ・ 『Velikiy put』(大きい道路)(1927) ・ 『Rossiya…

▲▼∴ 603014. ∵▲▼ Esther Shub

そういう仕事を通じて、盟友ジガ・ヴェルトフと共にドキュメンタリー映画の巨匠となる。 何せ識字率の絶対的に低い農奴と肉体労働者の大国だったので、言葉を介さずに直接的に絵本やポスターのように物語る技術は彼らによって非常に発達した。 (その強調性…

▲▼∴ 603013. ∵▲▼ Esther Shub

もちろん、中には本当に腐ったようになって、日焼けてしまったり・ボケてしまったり・傷が入っていたり…と劣化したものも少なくなかった。 まるで国宝の修復技術のような技術を開発して、彼女はそれら破損物を修復し、まっとうに見られる作品に再生していっ…

▲▼∴ 603012. ∵▲▼ Esther Shub

「それらは財産なのに、どうして尚、新しい映像を撮る必要があるの?」 そこで、彼女はそれらを集め、編集し直す、雑誌編集者のような仕事に熱中していく。 .

▲▼∴ 603011. ∵▲▼ Esther Shub

ニュース映画などを彼らと作る中、現実を伝えるドキュメンタリーそれ自体、視点やカメラワーク、並びにエイゼンシュテイン(;衝突)やプドフキン(;連結)のいう「つなぎかた」=「モンタージュ」――つまり「語り口」――だけでアーチスティックにメッセージ…

▲▼∴ 603010. ∵▲▼ エスフィル・シューブ

えすふぃるしゅうぶ 1894年3月3日〜1959年の、ウクライナの女流映画監督。「 Esther Shub 」。 モスクワで文学を研究し、劇団役員として働く内、かのメイエルホリドやマヤコフスキーと出会い、その強烈すぎる刺激の中、ライバルで友で(例によって複雑な関係…

▲▼∴ 603015. ∵▲▼ ritournelle

鏡と鏡の間でいつしかヒゲが書き加えられ、シー・キエン・ハンが義手で引っ掻いてくる。 ジミ・ヘンドリクスのハウリング奏法のフィードバックに酔っていると、「共和党に投票しよう!」とサブリミナル・ボイスが染脳を始める――。 .

▲▼∴ 603014. ∵▲▼ ritournelle

システムダウンしたら消えてしまうホログラムなのだ。 そして我々はそういう渦中にいる。 .

▲▼∴ 603013. ∵▲▼ ritournelle

受け売りをさも本当のことのように確信ぶって発言できるか、その欺瞞行為が下手糞かの処理プロセッサ能力に他ならない。 確信もないくせに、「宇宙は135億歳」だとか、「心臓は左にある」だとか、「タイでクーデターが起こった」などなど…等々、空疎なロゴス…

▲▼∴ 603012. ∵▲▼ ritournelle

よく記憶している者は賢明相に映るし、中途半端な記憶の者は答えに濁すか、馬鹿を曝け出すだけだ。 だが、誰も「自分で確認して、そうすることによって確信を得ている、自身にあふれた者」は居ないのだ。 .

▲▼∴ 603011. ∵▲▼ ritournelle

現代の情報化社会の危ない所は、マスメディアが寄って集って申し合わせれば、どんな嘘でも民衆に信じ込ませ・意志させることが可能だということである。 よって、選挙や政治・経済を街頭インタビューしても、(無知な者は幸いだが)語る主体の多くの意見はマ…

▲▼∴ 603010. ∵▲▼ リトルネロ

りとるねろ 「リフレイン」(refrain)の哲学用語化。 これも元来は「折り返し」ではあるが、現代哲学の世界においてはやはり音楽用語を余韻させて「反復」と捉えた方が理解しやすい。 「 ritournelle 」。 ジル・ドゥルーズ&フェリックス・ガタリが使用。 .

▲▼∴ 602110. ∵▲▼ あじゃん済まん

(2).さいしゅうてきに、ちきゅうをすくうのは、このおとこだといわれている。 「あじゃじゃじゃ…」+「ありんす」でかうなつた。 ただししっぱいして、といつめられると、「あじゃん?」「すまん」とすぐあやまる。 .

▲▼∴ 602018. ∵▲▼ agencemen

かくて、また、よって、「知っている」と「出来る」は違うし、記憶を試すだけで実力・能力を査定するものではない現代の各種資格試験では自ずと低い限界があり、そういう次第でシミュラークルを増長させる結果に至っている一因でもある。 「知っている」と「…

▲▼∴ 602017. ∵▲▼ agencemen

というのに、我々は常に急かされて、失敗させられて、責任追及されてしまう。 し、また、共同体の本分である事柄まで、いつしか巧みに摩り替えられて、「自己責任」なんていうことにされてしまう。 だからaもbもcも共に拒否し、自分なりに納得できるab…

▲▼∴ 602016. ∵▲▼ agencemen

記号学的に一対一対応で必ず関数的/シニフィアン的に対象物を抽象する必要はないし、視聴覚だけで限定的に経験していても、いざ実践となると丸で役に立たない。 現代の病理はここに懸かっているし、それを脱却しようという壮大な試みがD-G達の偏光・アレン…

▲▼∴ 602015. ∵▲▼ agencemen

そんな知恵の無い親や先輩たちに囲まれて育つと、卑屈な鬱病患者か、元気があってせいぜいヤンキーくらいにしか育たない。完全に閉鎖されきった抑鬱世界で、ニートにアナーキるしかなくなる。 けれども、こんな現象はやはりナンセンスなのだ。 対象は常にポ…

▲▼∴ 602014. ∵▲▼ agencemen

で、不承不承ではあっても、「長い物に巻かれろ」で保守的に閉じこもってしまうし、そこからネオクで反撃に出ても出品者も購入者もみんな一律に損するようなシステムで、そのシステムのロングテールを支えることはあっても、益を得ることは断じてない。 この…

▲▼∴ 602013. ∵▲▼ agencemen

ゴタゴタいわさず、唯々諾々にしてしまうのが政治の常套手法なので、30人で演奏されるシンフォニーもいつしか同題曲だからという理由で初期ケータイのピコピコピーピーでS席6500円も巻き上げられてしまう。 だが役所は彼らの見方なのでタライ回しだし、少額…

▲▼∴ 602012. ∵▲▼ agencemen

CDや(iPod;)ICレコーダー系で聴くにしても、その土地の湿気や気温、匂い・光…等々によって、同じ条件で聴いても微妙に違うものである。 これは簡単な握り飯ひとつにしてからが、下界の埃まみれで食うのと、憂ひつつ登った山上で食べるのでは全く…

▲▼∴ 602011. ∵▲▼ agencemen

“スコア”原本は既にある。が、オーケストラで演奏される度に、それらは音楽監督や指揮者によって微修正されて、書き改められる。 だから、積極的な意志によって、それらはその都度、再合成される別物で、演奏者や楽団、指揮者、劇場…等々によって微妙に変化…

▲▼∴ 602010. ∵▲▼ アジャンスマン

あじゃんすまん 「アレンジメント」(arrangement)の哲学用語。 「鎖列」とか「組み込み」・「整理」・「配置」などとも訳される。 が、音楽的な「アレンジ」、即ち「編曲」と捉える方がDG哲学などにおいては望ましい場合も多い。 ジル・ドゥルーズ&フェリ…

『 アジャンスマン と リトルネロ 』

▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼ . 『 RA:L'Agencement & La Ritournelle 』 ▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼ . . .