2008-08-31から1日間の記事一覧
.. ▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼ .. ▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼ ▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼ ▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼ . .
単純さや複雑さ、 対話や独白、 即ち“人智”は もはや眼目にない。 そんな所に居ては駄目である。 .
その真っ直ぐさには驚嘆するが、 李纓〔リ・イン〕の『靖国 YASUKUNI』 までの社会現象を生まなかった 安全πさ加減がそれでもある。 ――稲田朋美衆院議員が事前検閲試写会を開催し、 助成金拠出を疑問視。 各地で一揆に上映中止!――。 第92回のピュ…
それをまた、 平和ボケしきった日本人以上に ノー天気な浮足バカ; アンドレイ・ネクラーソフが 何の捻りもなくそのまま取材し、 そのまま伝える。 .
一方、『リトビネンコ』は まるで新喜劇のような単純さだ。 レーニン〜トロツキーや、 あるいはナチスにさえ見られないような 純真無垢さが反意を抱いた時、 知るに値しない事件が起こる。 .
もはやミミクリーや ミネーシス(;未明死す)/あるいは 伝統&伝承は、 『文化』のカテゴリーに入らない。 想定しうる全ては冷淡に 低い評価を与えねばならない。 .
だから、我々はそろそろ メディアを反面教師として、 きっかり分別をつける頃合に来ている。 .
“感想”すると人間、野暮になる。 野卑で、下卑てしまい、 どうしようもなくなってしまう。 .
たぶん、アラン・コルバンが レトロスペクティヴ的に模倣する ミシェル・フーコーの手法は、 「町民=共同体の擬制」を解体し、 30年越しで得られる彼らの感銘に “貰い泣き”してしまわぬよう…への ワクチンなのである。 .
煮え切らない。 まるでフェデリコ・フェリーニの ――ブイトーニが見つからなければ バリラのバーミセリ。 最悪、ディ・チェコの フェデリーニと指定したら、 妻はフェリーニを買って来た。 乗りツッコミ、乗り乗りツッコミ―― 『道化師』のようだ。 ――紹興酒の…
主人公がクライマックスで捕まるのは 半ば過ぎから自明も自明。 まんまそうなった暁には 反吐を画面に吐きかけた。 .
あるいはその続きで現れる 農民の 「レール敷きを手伝った」 話に感慨を深めよう。 百姓は傍を楽にする、のだ。 .
むしろボレル一家の娘の 美しさに見とれよう。 まるでファラ・フォーセットと メグ・ライアンのハイブリッド のような、その――。 .
だから、ニコラ・フィリベールが、 ミシェル・フーコーの 『ピエール・リヴィエール』 に触発された ルネ・アリオの昔の映画を追う ドキュメントなど、 感想まで読めてしまい 息詰りになる。 .
我々の 高踏 や 茶目っ気 は、 まさにそのような 現物性 を脱却することに その目的がある。 .
そのような逆説的な 平面意識じたいとても 幼稚に感え 馴染めない。 .
しかし私としては 分析的方法 にも、 構成的方法 にも、 同意しかねる。 .
▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼ . 『 笑ひ飛ばさうでは名井か 』 ▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼∴∵▲▼ . .