2008-12-28から1日間の記事一覧
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村上水軍の前身の海賊たちが 海路を屋島へ案内する様子も 目に浮かぶし、 夜に灯光を消して猛スピードで移動する 現代の密漁船たち… .
そりゃ壇ノ浦の源平合戦の悲哀もある。 一ノ谷の崖駆け下りや、 那須与一の扇射ちや、 殺さなくてもいい笛吹き青年殺しの熊谷直実や、 〈;武田信玄が同じ轍を踏む〉 入水する安徳天皇やその母:建礼門院などなど。 .
以前通りがかった時、 この屋島と五剣山が妙に印象に残って、 「弘法大師空海はきっと卑俗なまでの ナチュラリストだったんだろうなぁ〜」 なる勝手な感慨まで覚えてしまっていた。 .
三遠でいう所の「高遠」な 鳥瞰が得られた 『琴弾宮縁起絵』は、 しかしやはりこの風土が産んだものなのだ、 という直感があった。し、 この直感をそのまま結論するには いいルート運びであった。 .
クジラ漁には重宝されたし、 戦乱の世では将に 軍事的な要衝となり、 「隠し砦」・「隠れ城」の遺構が見つかったりする。 .
また、舐めて掛かると ひどい目にあうのも この類である。 .
葉山は決して低くない。 標高だけから比較すれば 数値的には低いが、 “国見”を行う高台-性から言ったら、 重要度は羽山の方が遥かに上なのだ。 .
私は力技だけの高山に飽きて 「端山」や「日和山」の研究で 方々を跋扈している昨今だが、 四国は実にこういう里山が豊富である。 〈よくよく考えれば日本中実はさうなのだけれども。〉 .
これらの何とも魅力ある山容は 明らかに庵治石や小豆石を始めとする 花崗岩に拠るものだ。 .
高松いりする際、 今度は五剣山や屋島が目を惹いた。 寒霞渓と似たような、 急激な屹り立ちである。 ある人は「日本のギアナ高地」とまで 謂っていた。 しかし「ギアナ高地」なのは寧ろ屋島の方である。 五剣山は私に形容させれば 「日本のマウントラッシュ…
そして有名な「銚子」よりも、 この「四方指」の手前で 道を占拠する猿軍団に出会った。 .
その間アトラクトされ続けて折れて、 日本三渓谷の「寒霞渓」に登り、 ここでもアサギマダラに追いかけられた。 寒霞渓で充分満足だったが、 「四方指」で更なる感銘を受け、 「庵治の『セカチュー』よかここだろッ!」 と怒ったやうに憤ったのは、 近くの少…
アペリティブに小豆島。 (ドライマティーニのイメージで) オリーブ園を彷徨い、 ――宮沢和史が来てゐた――、 絶対的至極の名作『二十四の瞳』の 「岬の分教場」や「映画村」を訪ね、 聊か小声で辱らひ勝ちに 「大石小石先生〜ッ!…」 と叫んだかどうだかも、…
少し前もって入国できたので、 旧来の式に則り、 私は船で死国へ向かった。 「差し詰め、補陀落渡海のやうだな…」 と呟いたかどうだかは、 同乗した言語学者にでも 聴いてみる外はない。 .
松岡正剛の絶賛する 『琴弾宮縁起絵』が 《at『山水思想 〜負の想像力』p138》 だうしてもだうしても見たくて堪らなくなり、 豪華絢爛・圧巻の山車77台の伊予西条祭に カコ附けて、 亦また又また四国へ渡ってきた。 .
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