▲▼∴ 671233. ∵▲▼ 高々2〜3年。『3年の山古志』カト想ゐマシタ。

一方、『1000年の山古志』は
タイトルが沿ぐわないとはいえ、
中々のいい映画であった。
(1) 自らポリパイプを引き、田圃の復旧を図る上田照枝、
(2) 勤め先を退め、先祖伝来の錦鯉業に勤しむ石原正博、
(3) 建て直した牛舎で父子が牛の出産を協力する話、
(4) ゴッホの向日葵の種で匙1杯の油を絞る主婦、
――と、4本ばかりの筋に絞った
田舎話のアンソロジーであり、
主義主張が纏まったアジテーション性はなく、
一体なにを云いたいのか不明だし、
中越地震の悲惨さを再現するものでは決してないが、
捨てるには惜しい記録映画ではある。
だから4分割してYouTubeで娯しもう!
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