2009-10-26 ▲▼∴ 671233. ∵▲▼ 高々2〜3年。『3年の山古志』カト想ゐマシタ。 一方、『1000年の山古志』は タイトルが沿ぐわないとはいえ、 中々のいい映画であった。 (1) 自らポリパイプを引き、田圃の復旧を図る上田照枝、 (2) 勤め先を退め、先祖伝来の錦鯉業に勤しむ石原正博、 (3) 建て直した牛舎で父子が牛の出産を協力する話、 (4) ゴッホの向日葵の種で匙1杯の油を絞る主婦、 ――と、4本ばかりの筋に絞った 田舎話のアンソロジーであり、 主義主張が纏まったアジテーション性はなく、 一体なにを云いたいのか不明だし、 中越地震の悲惨さを再現するものでは決してないが、 捨てるには惜しい記録映画ではある。 だから4分割してYouTubeで娯しもう! .