★(9).幼少で純粋無垢な殺人者たち★☆★☆★☆★☆

その世界に馴染む子供たちは、
良識の欠如を嘆くことさえない。
何故なら、
良識なんてものはもはや壊滅し、
蹂躙され、
古い地層で化石化しているからだ。
――その養分を吸い上げろ!――。
もともと良識・善知を知らない子供たちは、
イノセントに殺人でも不道徳でも為していく。
アイラ・レヴィンの小説やその当時の映画に
そんな“無垢な殺人者”が描かれていたナ。〉
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