6.カーライル------------------------------------

トーマス・カーライル、1795〜1881、イギリスの評論家。代表作;『フランス革命史』。内村鑑三は絶賛してやまないが、当時の歴史学は同じく1795生れ(〜1886)のランケの歴史学;厳密な史料批判と客観的科学の実証主義が隆盛を誇っていた。ために、ドイツやフランス勢が調子よく、カーライルのものは非科学的として一級の扱いを受けていない。
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