■>>>> 21 >>>>■ジェームス・ボンドとショーン・コネリー、イアン・フレミングとシャリー・バッシー

後に007にも繋がるイギリス軍の諜報部に
よって捕えられたジャンヌ・ダルクは、
――味方の裏切り・慢心も災いした――、
改宗を迫られる。
遠藤周作の「踏み絵」(『沈黙』)のようなシーンだ。
そこへイングマール・ベルイマン『第七の予言』
張りの(;/あるいは”仕込み”の)
悪魔とも神とも着かぬ超越的存在が現れ、
色々に対話する。
イギリス人司祭はジャンヌを救おうとして、
「決改書」に署名させてしまうのだが、
それは「神と縁を切る内容だったのだぞ!」
と、“死神”は教える。
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