2004-11-14 △ 12 ▲ 「漁師さえ落ちたら一巻の終り」の荒波 私は夏至の頃に、 檻になった遊覧船で 加賀港を出発して5分あまりで、 高さ40m程ものそそり立つ岩に到った。 八雲の時代には 「髪の毛3本動かすだけの風が吹いたなら加賀行は欠航!」 というくらい厳しかった、危険なアドベンチャーだったものが、 今であれば「よほど荒波でなければ出ます」 という程に文明の利器は進化していた。 .