2004-11-14 △ 8 ▲ 小泉八雲の『日本瞥見記』 明治24年に小泉八雲は 『日本瞥見記』において この「加賀の潜戸」を絶賛した。 子供を亡くした小泉八雲は ――あれッ? 違ったっけ?―― 観世元能の『隅田川』の子を亡くした母の心境で、 永らく塞いでいたのだが、 ために日本の「幽霊」や 東洋の「霊」意識に惹かれたのである。 そして「幽霊話」を採集すると共に、 各地の霊地を訪ね、研究 ――フィールドワーク――した。 .