■ 3. ■■====■■“まがいもの”だらけ

というのに、
――臨時復刻の『特命リサーチ200X』の
.   ナレーションは「お里の痴れる」
.   変テコなイントネーションで
.   「――というのに(!)」を
.   強すぎる発声で繰り返し、
.   とても耳障りだった――。
――波田陽区の感化だろうか?――
――私には『出没アド街ック天国』の
.   「所在地紹介」の“ピコンッ、ピコンッ”いう信号音も
.   我慢ならない――。
――ついでに言うと、
.   〈RCサクセション『SUMMER TOUR』の置換え曲でデビュった〉
.   「オレンジレンジ」も、
.   〈映画『タイタニック』のテーマ曲;セリーヌ・ディオン
.     『マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン』に栗ソツな〉
.   「メリクリ」(BoA自体には好感だったのに)も、
.   〈ポルノ・グラフィティやゴスペラーズケツメイシ並〉、
.   (“猿知恵”では)VIP専用の「平井堅」やケミストリーも、
.     〈;→ 俺は嫉妬してるのだろうか?〉
.   「スヌープ・ドッグ」もサイッテー&テーだと想う――。
――「吐き気」を催すし、
.   そんなものの掛かるコンビニなど
.   目的の買物さえ中断て外に出る程だ――。
――私は「耳」が極端に敏感なのだ――。
――ために「スヌープ・ドッグ」「アッシャー〈あっしは? ――誰よ!〉」
.   「Death茶」など、
.   タンカー廃棄物の流れ着く奄美の海岸で
.   ペットボトルの蓋を「宿」にする“ヤドカリ”のように、
.   こんな腐り果てた現代に接し、
.   入手できる“素材”という“素材”がそんな
.   “シミュラークル”であるからには仕方ないとも想うものの、
.   しかしやはり「創作」とは“別物”だと想うのである――。
――“創作者”が「思い遣り」を失い、
.   私情と実情を訴えるだけであるのであるなら、
.     (彼らに存在意義は無く)
.     〈“お客様に呈す商品”では非いだろう〉
.   我々は“現実”に「四面楚歌」状態にさらされてしまう――。
――“M”の私には、
.   それは結構“快感”であるのだが(!)――。
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