◆※→←¶∝∂5.‡⌒¢★平安後期の本地垂迹

この『堤中納言物語』に斯の
――意味もなく言ってみました(℃^@――
『虫をめづる姫君』である。
〈「述語」も保障できない乱世。〉
「加波無之」=かは虫=髯虫=毛虫、
――那覇虫ならせんだみつお――、
を愛する→愛玩する、
昨今いイメージであるなら、
深作欣二の『忠臣蔵外伝 四谷怪談』の中の
荻野目慶子のような
「いと白らか」な姫君なのであり、
「花や蝶や、など云うなど、軽佻浮薄だ!」
と男まさりを吐く。
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