×※×※ 52. ×※×※ 万国共通の民間医学
今回のこの「愛・地球博」で
ウズベキスタンやキルギスといった
中央高原の民々も漢方薬に通じている
(;必要は発明の母!)
ことが知れたのはホッと出来るものでしたが、
やがてこのケールは
胃腸に効く成分を強化したキャベツ、
そしてキャベツから作られる
「キャベジン」*にまで進化します。
(*1948年に発見された成分。
. 胃の粘膜を強化し、胃炎や胃潰瘍を防ぐ作用がある。
. 正式名はメチルメチオニンスルホニウム。
. (=methylmethionine sulfonium)。
. 別名「ビタミンU」とも呼ばれる。
. 化学的にはアミノ酸の一種であるメチオニンの硫黄原子が、
. メチル化された、非常に反応性の高い化合物。
. キャベジンには、粘膜細胞に豊富なムコ多糖の構成成分
. であるヘキソースアミンを生成する作用があるため、
. 胃粘膜を保護する働きがあり、また生キャベツにはこの
. キャベジンが大量に含まれる他、キャベジンと同様な
. 作用を持っている「L-グルタミン酸」が大量に含まれるため、
. これらの相乗効果によって、胃炎や胃潰瘍の予防に効果が
. 非常に大きいものと期待される。更に他にも、ビタミンCや
. カルシウムも多く含まれており、水さらしで有用成分を
. どんどん溶出させないで、手早く調理して頂たいものである。)
.