2007-09-15 ▲▼∴ 632855. ∵▲▼ 無責任な迄の弱小者 協力者の車に押し返されたハーレドだって、 本気で友の自殺を止めたければ どうにでもやった筈である。 インロックで監禁された訳ではないのだから、 高速走行中の車からだって跳び下りただろうし、 運転手の後頭部を殴ってだって、 首を絞めてだって急停止させられた。 にも拘らずハーレドがそうしなかったのは、 暗黙の内にサイードの自死を許容したからである。 ヒーローに助けてもらうまで 脇で泣いている『スパイダーマン2』の 火事の現場の両親のようなものだ。 .