▲▼∴ 682699. ∵▲▼ ドライブしまくる歴史学

オモダル神」は前回の高橋秀元『バジラな神々』
「第6柱 天常立尊―2◎野蚕と家蚕の境界に降臨した神」
でも扱われてゐる。
美濃の大桑〔オオガ〕で、
大陸の家蚕を齎した泰氏と
在地の山繭の勢力が争いになり、
宮山の聖地で盟神探湯〔くがたち〕が行われた。
その際5月であるのに雹が降り、
宮山山頂の唐松に留どまった神霊の厳しい声が
降臨した17柱の神々の名を告げた。
――話は更に藤原種継桓武天皇大伴継人・佐伯高成
大伴家持早良親王崇道天皇親王禅師(良弁の弟子)
・春原朝臣・逸見又太郎義重・土岐定頼・斎藤道三織田信長
桃園天皇後桜町天皇・後桃園天皇・欣子内親王
閑院宮直仁親王光格天皇…と巡りに巡る。
皇位継承など考えもせず即位した光格天皇
自分の無知さ加減を補完するため
諸国の学者を集めて「天皇とは何か」を研究させ、
その成果が勤皇思想を高めて王政復古に繋がった、
…なんて話題だ。
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