▲▼∴ 684235. ∵▲▼ 天上天下唯我独尊;自己虫な俺様主観主義(の終焉)

ダカール=ジブチ・アフリカ横断調査団に参加した
レリスは資本主義の崩壊を帯びていく。
植民知主義への呪詛が吐き散らされ、
アビシニア(エチオピア)の憑依現象が詳述され、
赤裸様な性欲がカミングアウトされていく。
旅の恥は掻き捨て。
“職業的で専門化した民族学”であるべき筈の場が、
科学性や学術性・客観性は微塵も無い。
発禁の憂目に遭った。
が、この主体性のありかたは
何も生産しなかった。
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