▲▼∴ 6849621. ∵▲▼ アアトの誤解の下虐殺されて逝く金魚やネコや・餓死する犬は、夏目漱石『道楽と職業』的な犬死だつたのか?

この前、糞味噌に貶した福岡伸一だが、
最終章には中々唸らされた。
ドミナント・ネガティブ(=優位な害作用)で
「GP2」と謂ふプリオンタンパク質を
ノックアウトしたマウスは何一つ支障なく
暮らしてゐる、なる背筋物の話。
異常が現れるのは正常なプリオン
半々併せ持った個体の場合のみ、なのだ。
比較検討できる“異質性”は、
正常性が無ければ証明さへ差れないのである。
〈差異はオリジナルが無ければコピー…云々。〉
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