▲▼∴ 696015. ∵▲▼ ヒスパニア・タッラコネンシスとモンテ・メドゥーリオ

そして斎藤貴男は「ものづくり日本」に拘泥した。
奇しくも前夜、ローマ帝国が削った
ラス・メドゥラス金山の番組をやってゐた。
プリニウスの叙述によると、
山頂部に巨大な溜池を作っておいて、
この堰を切るや否や川が出来、
自動で金も採掘できた寸法だ。
(ルイナ・モンティウム。)
儲かって仕方ないローマは金融資本主義に奔り、
そして滅亡した。
数字だけの金勘定ばかりで、
地に足の着いた生産産業を蔑ろにしたため、
国家基盤それ自体が極端に脆弱となったのだ。
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