2011-11-26 ▲▼∴ 696015. ∵▲▼ ヒスパニア・タッラコネンシスとモンテ・メドゥーリオ そして斎藤貴男は「ものづくり日本」に拘泥した。 奇しくも前夜、ローマ帝国が削った ラス・メドゥラス金山の番組をやってゐた。 大プリニウスの叙述によると、 山頂部に巨大な溜池を作っておいて、 この堰を切るや否や川が出来、 自動で金も採掘できた寸法だ。 (ルイナ・モンティウム。) 儲かって仕方ないローマは金融資本主義に奔り、 そして滅亡した。 数字だけの金勘定ばかりで、 地に足の着いた生産産業を蔑ろにしたため、 国家基盤それ自体が極端に脆弱となったのだ。 .