▲▼∴ 703573. ∵▲▼ 舌打ちの慈雨

““雨””である。連日…
さいきん雨男の私が、ヨーロッパに
雨を持たらしたやうな恰好になった。
あれ以来ずっと雨で、なんでも、

「バーデンバーデンは南半球の飛地みたいで、
クリスマスなんて25℃もあったのに今5℃10℃
でしょ? しかも雨つづき。ドイツにも梅雨は
あるけれども、こんなに続くなんて初めて。」

ださう。
時雨フェチだった松尾芭蕉の後裔ゆへ、
私が持たらしたものは慈雨なのだ。
あるいは先々月佐渡に渡った際、世阿弥
日蓮の異能を享けたのだ。
慈雨といっても舌打ち付きの、
チェ・ジウ」だけれども(意味不明)。
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