2014-01-20 ▲▼∴ 710406. ∵▲▼ フランケンシュタインの流派 ゴシックホラーの系譜と言へば、1764年に 先づホレス・ウォルポールの『オトラント城奇譚』 が口火を切ったが、この丁度30年後に ウィリアム・ゴドウィンの『ケイレブ・ウィリアムズ』 なる異色の啓蒙書的ゴシックが出されてゐる。 昨今非常に熱く研究され出したこの社会哲学者 には一瞬だけ妻が居り、その一瞬時に生まれた児 こそが誰あらう、斯のメアリー・シェリーである。 (母;メアリ・ウルストンクラフトは娘の出産後 11日目にして産褥熱で死去。) .