▲▼∴ 7120627. ∵▲▼ 「根来」は根の国;ニライカナイでもあらう

「遠敷」とは「小丹生」である、
と考えるのが至当ではある。
故に泥土を嘗めるのだ。
がしかし「若狭神宮寺別当尊護記」
寺誌第一集『お水送りとお水取り』によると、
朝鮮語の「ウオンヌ」(=かなた)が語源と
言い張る。「山八神事」の行われる
「根来」は朝鮮語「ネコール」で「ふるさと」の意で、
「海のあるナラ」なる命名だったのださうだ。
――長井鞠子の「ふるさと」訳は見事といふほか
   ないが(Namie as our home)――。
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