▲▼∴ 7122193. ∵▲▼ この頃のエノケンは小型化した生瀬勝久に見える!

紅一点の尼御前は義経一行の中、“出女”的に
余りにも目立って足手まといだといふので、
自らプチ東尋坊岬たる尼御前岬に身を投じた。
かういふイントロダクションを経て初めて
安宅の関を通過する奇策として山伏に扮する
義経と弁慶の主従逆転寸劇があるといふ
ことになってくるのだが、その辺の経緯に関しての
記憶が曖昧だったので、
私はこれを夕日に問ふた。
日本海に沈む夕日に。
橋立港に係留する北前船にも。
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