2005-03-28から1日間の記事一覧
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彼ら 共産主義の 思想家たちは ノートまで 多く 遺していてくれているので、 我々は そのまま そこから “接ぎ穂” の思索を 試みることが できるが。 〈決して . “受け売り” . ではない。 . 第一、 . 彼らの認識そのままでは . とても陳すぎる。 . 嘲笑われて…
きっと 『情報の歴史』 を編集し、 『遊学』や 『千夜千冊』 で 並の科学史家を 遥かに凌駕した 洞察や 熟考を 馳しらせる 松岡正剛の 模範にした ような 本 である。 .
むしろ 名著;『反デューリング論』の 前哨であった、 ノートである、 フリードリッヒ・エンゲルスの 『自然の弁証法』 の方が、 閃きを たくさん 与えてくれる。 .
ただちょっと、 我々より 深化させ・ 工夫させただけ なのだ。が、 そのノウハウは およそ 伝承されていない。 .
そうだ、 彼は 誰かに 似ている。 とても。 そうだ。 彼は、 メディア人である 我々 現代人に とてもよく似、 非常に迷い多い、 “スキゾな” 広範な意識の 煩悩にやられている。 .
その意識の メモ集成である この書『――の手記』は、 とても猥雑であり、 小鳥や 女のように とても気まぐれである。 ――ジョン・ケージの、 . テープ・エコー作品 . 『小鳥たちのために』 . (バード・ケージ) . を参照; . 書物の方ではなしに――。 きつい言…
よって、 レオナルド・ダ・ヴィンチは、 誰にも決して 使えなかった。 〈決して「仕官」しなかった . 石川淳や、 . 松浦武四郎や、 . ――岩倉具視&大久保利通とVSした―― . 松平春嶽や、 . 中国の古代の偉人たち . ――孔子もそうだ―― . のようである。〉 “反骨…
B型芸術家の 典型だ。 .
もちろん、 我々が そこに 欲するのは そういうもの; ――しかも至上の出来―― である筈なのに、 そんなもの; ――社会契約性―― を 「どこ吹く風?」 とばかりに 飄々と やりすごしている。 .
遥かに後代だけど そりゃニーチェや ジンメルや、 シモーヌ・ヴェーユや、 ヴィトゲンシュタイン のアフォリズムのような 熟考も 全〜然 ない。 .
およそ “軽率” なのだ。 .
また、 ライプニッツのような あるいは、 スピノザのような 深淵〔ふかみ〕も まるで湛えていない。 .
(広い意味で) 同じ頃の、 パスカルや デカルトの 科学性 に比べたら、 目も当てれない。 .
いや、むしろ くだらない。 決して “名作” を 冠することは 値はない。 .
『レオナルド・ダ・ヴィンチの手記』 . は 存外つまらない。 .
●◎●◎●◎●●◎●◎●◎●●◎●◎●◎● . 『 レオナルド・ダ・ヴィンチ の 手記 』 ●◎●◎●◎●●◎●◎●◎●●◎●◎●◎● . .