2004-06-25 ▼▼▼▼▼ 1 武士道といふは死ぬことと見つけたり。 の一文で知られる山本常朝の『葉隠』だが、 言葉尻だけ捉えて浮かれていたのでは ヤンキーだ。 当然、協賛の書と思って読んでた、 山本博文の『「葉隠」の武士道』で、 生活臭ただよう実体が見えて気分を害した。 何あろう、この私こそ三島由紀夫に勝るとも 劣らぬ『葉隠』ファンだったからである。