△ 19 ▲ 「天然記念物保存法」

このタイミングがよかった。
1919年(大正8年)、「天然記念物保存法」が公布され、
僅か1500人の加賀村の村長;小須賀榮久
――愛称「オスカー」――
を中心に「加賀の潜戸」で是非その指定を受け、
観光立国化しようではないかという気運が盛り上がる。
県を通しての国への働きかけが功を奏して、
4年後の1923年(大正12年)より本格調査が始まり、……
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