△ 23 ▲ 猿田彦生誕の地
旧潜戸の後は、もう500m潜戸鼻岬の先端に向かう。
この自然美に撃たれた小泉八雲は、
蒸気船のポンポンいう、時には不機嫌そうな騒音さえ、
「神を言祝ぐ祝詞に聞こえる」と語った。
〈ギリシア、アイルランド、フランス、アメリカを
. 経巡ってきた、生来のクレオールでノマドな彼は、
. エクリ(=書き言葉)には難色を示し、
. 専らパロール(=話し言葉)にのみ順じたため、
. 失明云々はともかく、
. 耳がとても鍛えられていた!〉
〈曾孫の総理大臣;小泉闇雲は耳が悪いが!〉
コト・シロ・ヌシ・ノ・カミ・・・・・・
オオ・クニ・ヌシ・ノ・カミ・・・・・・
幅3m*高さ5mの西の洞門から「新潜戸」に入る。
ひんやりとした空気。
佐太大神=猿田彦の生誕の地で、
入口ちかくに立つ白木の鳥居が立てられている。
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