● 8. ●■●■●■●■引け目のアンチテーゼ

美容整形技術が発達してきたために、
現代でそういう「異質性」を見ることは激減したが、
つい数十年前までは「異形」の者も多かった。
能の世界でも「奈良豆比古神社」の「春日王」が
ハンセン病でそうだったし〈『精霊の王』p188必見!〉、
この話を現代に紹介した中沢新一は実質デビュー作の
『雪片曲線論』の中でも「ダウン症」の子供を
それこそ「天使」だとして、
単純すぎるアナロジーを展開している。
アルツハイマーの痴呆症が理想だ」と漏らしたり、
叩けばいくらでも埃の舞う奴だ。
え? 何? 粘菌の胞子?
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