■□■ 12. ■□■□■■戦争は勝つのが当り前。その先のカント〜グロティウス〜エラスムス的『恒久平和』の青焼まであってこそ

既によく云い古されている所だが、
三略』には
老子』が入っている。
ために諸般〔並〕の
戦略本とは
目的する所;矛先
が大きく異がう。
「どうすれば勝てる」とか
「現代はこの戦法がブーム!」
.   なんて
“軽いノリ”が無い。
――また、『六韜』の方こそ、
.   例の「太公望」で
.   悠々と老子しているが。
.   とはいえ、度が進み、
.   『六韜』は「荘子」的である――。
.