2005-05-22 ■□■ 6. ■□■□■■裾野;韮山からの絶景 富士山の尖筆が 千切る雲の爽快を眺め、 ――♪契れた愛 . が、指に髪に離れな〜い―― ――《松田聖子『風は秋色』》―― 「早雲」と号したこの男は、 本名を「伊勢新九郎」という。 ために 「伊勢の素浪人」 ――スローフードを愛する晩生だった―― だとか、 「京都の宇治」 出身だとか、 いや「奈良」だ、 「備中」だ、 などなど……、 色々取沙汰されてきた けれども、 昨今の 小和田哲男などの研究で、 どうやら、 備中;岡山の井原(=荏原荘) 出身であることが 分かってきた。 平家の流れを酌み、 「平盛時」とも 名乗っていた。 .