∵∴■ 40 ■∵∴■∵∴■瑜伽行の専門分化と、浅い限界

その犇く客体たちは
無限なようでその実、
我々各主体の短いセンテンス人生で
それらを/と必要十分に
接することは不可能い。
(と同時に、我々はよく
.   その情報洪水の中で溺れ、
.   瞼の裏のような専門分化の谷・溝に入り込み、
.    ――さうか「目に入れても痛くない」過保護が
.                   このような形で現れたか――
.   その暗闇の中で道に迷い、
.   それ以上の検索も人生さえをも
.               諦めてしまう……)
.