▲▼∴ 631853. ∵▲▼ SWのナブーの元

その割れた鏡に今日はエドワード・サイード
=カイス・ネシフ〈;「海部俊樹」ではない!〉
の強い不逞々々視線が投影される。
パレスチナのナブルスの地下集会所において。
彼は「自爆テロ」を命じられたのだ。
勤め先の板金屋の親父と今日も喧嘩をして帰って来て、
憂さ晴らしに一杯ひっかけている時だった。
突然の辞令のように、晴天霹靂の肩叩きであった。
心の準備も何もありゃしない。
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