▲▼∴ 640461. ∵▲▼ 「天城越え」ならぬ「あえぎ声」、…ぢゃなくってぇ――

名古屋への帰途は結局、
――「荘川溯上」でも「日本海・琵琶湖周り」でもなく――
立山越え」という
大胆なコースを択んだが、
沢山の荷物を抱えて歩くのも
辛遠いので、
最後の最後に纏めて買い漁ろう
と考えて扇沢売店に駆け込んだら、
もはや「立山」ブランドではなく、
「黒部」ブランド一色である。
そう、「富山」と「長野」で
扱う商品が違うのだ。
不愉快になった私は
いっさい土産を買うのをよした。
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