▲▼∴ 651234． ∵▲▼ 『バリー・リンドン』のナイトキャップはキモいし、『少年黄飛鴻』の母の死は悲しい。そしてサマルカンド。チャガタイ・ハンの東西分裂に乗じ、かのオスマン・トルコさえ凌駕したティムール帝国〈のチョーク？って？？？〉

アレキサンドル・プトゥシコの『ヴィー』(VIY)
(Or Spirit of Evil - with ニコライ・ゴーゴリ)
(&コンスタンティン・ヤーショフ,グレゴリー・クロパチョフ)以来の怪作；
『ナイト・ウォッチ』で鮮やかな手腕も魅せた、
セルゲイ・ルキヤネンコ＆ティムール・ベクマンベトフの
『デイ・ウォッチ』がついに解禁だが、
――アシュラ・ル・グィン＆宮崎駿の『ゲド戦記』でもさうだが、
　　　生と死・昼と夜・正と邪・光と闇…の
　　　陰陽２原論は中々に通過しきれないが――、
BGMとか映像とか骨子等々、
『マトリックス』を露骨に意識しすぎて、
オリジナリティもデプスもない、
二束三文オペラと
成り下がっていた。
『ダスク・ウォッチ』？
『ファイナル・ウォッチ』？
――前作『Nochnoy Dozor』(ナイト・ウォッチ)は
　　　単品で素晴らしい（！）が、けれども――、
まお充分だ。
〈マオは毛沢東で・佐伯真魚で・小谷真生子…？〉
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