▲▼∴ 679413. ∵▲▼ 物色〔ムルセク〕

岡谷公二の『原始の神社を求めて』は冒頭、
まるで紀行のオープンさで始まり、
軽快で感じいい。
しかし忽ち「堂〔タン〕」の話題にすんなり移行し、
高句麗の広開土王タムドクの
太王四神記』や高松塚古墳を彷彿させる
4神;青龍・玄武・朱雀・白虎が現れる。
これも紙垂や天女の羽衣を想わす
「物色〔ムルセク〕」によって、である。
“玉留め”なんて語呂合せではなくて
本当の『千人針』の起源とも考えられる
「命糸〔ミョンシル〕」も、参加。
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