▲▼∴ 680886. ∵▲▼ リースは笑門;注連飾りと成った!

しかしこれはかなり宗教の核心部分なのだ。
これはヤン・シュヴァンクマイエルの前々作;
『オテサーネク』であり、
J・G・フレイザーの『五月の棒』であり、
『緑のジョージ』に通じる。
『緑のジョージ』は
宮古島パーントゥであり、
森の神ファウヌスであり、
パン神やサテュロスでもあり、
物怪と化した老鹿;
即ち“獅子神さま”であるのだ。
――ミルチャ・エリアーデは墓石>卒塔婆
   の原型と考えたし、
   坂口安吾の『桜の森の満開の下』に結実した。
   梅原猛はトーテムポール的な生木と考えたし、
   故にそれは必然「家紋」も射程した――。
.