▲▼∴ 696940. ∵▲▼ テラ・ルネッサンスのバッタンバンの風

バコンの出口や、
アンコール・トムのすぐ南の
プノン・パケン山の登攀口、
あるいはバンテアイ・スレイの出口
などでは地元の親父たちが
小楽団を編成して民俗音楽を
奏でてゐた。
「暢気なものだ」
とばかりに眺めてゐたら、
なんと身障者たちである。
義足を前に置いたり、
目が潰れてゐたり、
地雷の被害者たちだった。
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