▲▼∴ 706758. ∵▲▼ フラジャイルな逆襲

森繁久弥がベタ褒めである、
松岡正剛『フラジャイルな闘い』P369。

主体〔スジェ〕に拘泥わるな。
スジェに拘泥わると自己の領分が邪魔をして
主体の知を位置づける体系や制度ばかりになる。
〜〜自己虫の無間地獄〜〜。
さうではなく、
知の歴史全体をいったん基軸の知と反映の知
の間を拡げて置いてエピステーメー
マッピングしなおさなくてはならない。
類推や連想・標識をもっと駆使するんだ。《p362》

ミシェル・フーコーと方法論における
共通項を強く確認した正剛本人はしかし、
ここにおける可逆性アンビバレンスに
撞着してしまふ。

知から方法のヨーロッパ
   vs
方法から知の日本

似非なのも無理も無い。
美しく整合的に正反対な作用体なのであるから。
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