▲▼∴ 713802. ∵▲▼ 源吾の母は討入に賛成した

すぐ討ち入ろうとする若衆に対し、筆頭家老の
大石内蔵助は「御家再興」を第一とし、
半年の猶予を諭す。
そして離反者の相次ぐ中、
赤穂義士を脱退気味の親友;萱野三平に、
大高子葉=忠雄=源吾は、

壁を這ふ木綿の虫のもみぢ哉

と贈った。萱野重実こと
釣りキチ三平は返して

秋風や隠元豆の杖のあと

と苦衷を告げ、そして
この後、三平は自害してゐる。
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