2004-06-25 ▼▼▼▼▼ 3 藩内にあっては相当に計算高い俗物で、 陰口など叩く卑怯者でしかなかった。 早い話、いけ好かねえ野郎である。 パッとしないお荷物上司の典型だ。 喧嘩の現場ではうまい口上のみ放つことに徹する。 決して人助けのために剣を抜いたりはしない。 しかも、小言が多い。 どうでもいい、しょうもないことを、 くどくど話す、意識レベルの低い者だ。 罷り間違っても、マキャベリやクラウゼヴィッツの如き 処世訓には達していない別物だ。