▲▼∴ 683649. ∵▲▼ 風狂の美学

松尾芭蕉は謂はば、さういふ境地を目指した。
『時雨』は冬の季語だが、『時雨』や
『通り雨』なんてのは粋…と迄は云わないものの、
「ちょっと良い感じィ〜」だつたのである。
歌川広重の『東海道五十三次』的。
大磯(虎ヶ雨)、庄野(白雨)、土山(春の雨)。
この感覚が判らないなら俳句は至難である。
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