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水中でフィンはそのまま刃わたり20cmや30cmもの
ナイフと同じであり、「あ、当たったな」という直感の
直後、自身の解剖という見たくもないものを見てしまう。
身体障害者になる者だって少なくない。
だから夏でもウェットスーツを着る。
本人がいくら気をつけてても、
夏場の海だと芋を洗うように人が集まるので
――波がブレイクする=波乗りできるポイントというものは
広い海岸でも極々限られた地点だけなので、
それを取り合ってポイントに群がるのだ――、
人にぶつけられる危険性も考えて
必ずウェットスーツを着るべきである。
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