2005-10-01から1ヶ月間の記事一覧

♠♣ 26. ♠♣ ソウル・ケーキと「Happy Halloween!」

「Trick or treat!」 ――「お菓子ちょ! じゃなきゃ悪戯」―― という強盗行為で、 子供霊たちは、 記憶力を高めるレーズン入りの 「ソウル・ケーキ」を頂いて去っていく。 「Happy Halloween!」 .

♠♣ 25. ♠♣ 地下世界の帝王

さて、東洋は地上の葉々を眺め、 西洋は地下の産物を食べ愉しんだ。 その姿勢はアイヌなどの、 仕留めた熊を祀るのに 近いものがある。 .

♠♣ 24. ♠♣ これこそ「愚直」

つまり18人か百家か90億ページが 口々に喚き倒すトンネルの中で、 真っ当な判断も一向に出来ずに、 「廃品」の烙印を押されて、 処分されていくのだが、 それに近い「無知恵さ」なのだ。 .

♠♣ 23. ♠♣ 器用貧乏のように沢山かかえて

その『多情多恨』の主人公; 鷲見柳之助は前妻を早々に亡くし、 悲嘆に暮れたまま内向的に生きる、 いわば現代の「引きこもり」の先蹤だ。 これが親友の妻;「お種」に手ほどきされて、 段々馴染んでいくというものだが、 単に「情報の集合郵便箱」と化した …

♠♣ 22. ♠♣ 二人比丘尼色懺悔

尾崎紅葉といえば 『金色夜叉』しか連想されないが、 しかし『伽羅枕』とか『多情多恨』なんて 塩らしい作品まで書いている。 が、それは井原西鶴を意識した 言文一致だったためだ。 .

♠♣ 21. ♠♣ 生ける屍は焼けば宜し

それが燃えてないような奴は、 焼いてやれ! 「火葬しろ」と言っているのではない。 「バーナーで暖めてやれ」と申しておる。 「火炎放射器」ではない。 今や絶滅した「バナー」だ。 あれッ? .

♠♣ 20. ♠♣ エネルギーの直視できる存在

これはちょうど エムペドクレスの 古代科学に呼応するものである。 エムペドクレス自身、 人間は内側で燃えており、 その炎は眼窩の奥から見える と云っている。 .

♠♣ 19. ♠♣ 表情筋を駆使する霊魂

するとどうだろう? ジャコランタンには魂が宿り、 表情さえ現れたではないか。 .

♠♣ 18. ♠♣ 新たなる依代

肉体を焼いてしまっては、 もはや魂が引き戻る 「依り代」は無い。 そこで人々が考えたのが、 手元にあったカボチャの殻である。 これを彫り、 「生気」である所の 炎をまさに内に容れた。 .

♠♣ 17. ♠♣ 人を焼く

が、暖めすぎて、 ついには完全に焼いてしまった。 「聖化」とか 「煙になって天へ」という前に、 焼くのは想定外だったし、 “死”を確定しようとしたのでもない。 反対だ。 蘇らせようとしたのだ! .

♠♣ 16. ♠♣ 温水だと早く戻ります

――と、考えた古代人たちは、 最初、単に死体を暖めただけだった。 食材を焼くのが即席の干物づくりだったように、 死体と生体との決定的な違いといえば 温度である。 温度差がある。 よって、暖めさえすれば、 元通り生き返るのだと信じた。 .

♠♣ 15. ♠♣ 2サイクル? 12気筒?

人も「内燃機関」だと ずっと長らく考えられてきたのだが、 その逆をいえば、 死んだ人だって 炎をロードしさえすれば 蘇るのだ。 .

♠♣ 14. ♠♣ 不思議な冬季のみ開かれる異界への階段

だが、そんな単純さ故に 却って不気味で恐ろしい。 「Jack」といえば「Jacob」、 つまり旧約聖書の『ジェイコブズ・ラダー』だが、 .

♠♣ 13. ♠♣ 「jack-o'-lantern」

そこで引く手あまたなのが、 「jack-o'-lantern」。 カボチャという自然物に、 人手が加わり 三角の目や ギザギザの口が彫り抜かれる。 .

♠♣ 12. ♠♣ 神々のエコロジー

このハロウィンが奇遇にも、 日本の「神無月」 とリンクする。 各地から消えた八百万の神々は、 出雲へなど参集してないで、 アメリカに盗られたのではないか? .

♠♣ 11. ♠♣ 仏教と共に伝来した緑黄色野菜

カブならヨーロッパの東部が原産だが、 カボチャはカンボジア出身で、 その語源とも成っている。 (大本は中南米。) 中国女性はパンプキンシードを常食にし、 このβカロチンのせいで 黄色人種は肌が黄色い。 (温州ミカンのせいでもある。) .

♠♣ 10. ♠♣ 「二十日大根」≠「赤カブ」

いや、 厳密には「赤カブ」と、 この「二十日大根」とは 別種のものである。 「赤カブ」なら、 「猿ボボ」のぶら下がっている 高山の土産物店で 「めしどろぼう」にして 売られているものだ。 .

♠♣ 9. ♠♣ 駅弁といえども本物のワサビを食そう!

そういや、 静岡の三島駅の 「海ひこ山ひこ」という駅弁は、 その南の伊豆半島の 本ワサビ入りの-&-卸し金付きで、 つまりは自分でワサビをおろして そのおろしたてワサビの風味を 楽しめる優秀なものだが、 単なる「ラディッシュ」といえば 「赤カブ」であ…

♠♣ 8. ♠♣ 「練りワサビ」の本当の成分

――と聞くと、しかし、 私はこれは「ホースラディッシュ」 の間違いではなかったかと、 ついつい考えてしまう。 チューブに入った 「練りワサビ」といえば、 本物のワサビではなく、 全く別種のこの植物が用いられるが。 本物のワサビをチューブ詰めにすると…

♠♣ 7. ♠♣ ワシューの「泣く・痛い・食べ物」

今日では「天才チンパンジー」も いくらでも居るが、 ――絵を描く「アスカ」や、お遣いもこなす . 志村動物園の「パン君とジェームズ」など―― カブといえば、 1960年代後半話題になった 会話の出来るチンパンジー;「ワシュー」が、 初めて「ラディッシュ」を…

♠♣ 6. ♠♣ けちんぼジャックのランタン

で、「ジャコランタン」 なのである。 その火は刳り貫いた カブの中に持ち込まれ、 この世とあの世を繋ぐ ジャックの坑道を照らすのに 用いられた。 .

♠♣ 5. ♠♣ 牛の唐突な火葬

ドルイド僧たちは、 想像に難くないような “猟奇的”な祭りを催し、 牛を供犠した火を 各家庭に分け与えて その火を一年間、 守るのだった。 .

♠♣ 4. ♠♣ 万聖節=All Saints' Day

この「万聖節」とはキリスト教の 聖人の祭りではない。 ケルトの新年を祝う行事である。 .

♠♣ 3. ♠♣ 文化祭シーズン

ハロインとは、 ハロプロが「アイーン」 とやることである。 …なんてバカなこと言ってないで、 マジバナすれば、 「All Saints' Day」=万聖節=11/1の、 前夜祭のことである。 .

♠♣ 2. ♠♣ イソクエン酸

脂肪が酸化される際に イソクエン酸リアーゼという 適応酵素が誘導され、 リンゴ酸と糖が生成される 南瓜もまた、 同じような(?)この時期の 甘味野菜の代表格である。 刳り貫いて10末の ジャコランタンになる。 .

♠♣ 1. ♠♣ PPPワールド

紅葉とは糖の酸化である。 メープルシロップに限らず、 木々は炭水化物を通り越して ペントースリン酸回路(=PPP)で浄化され、 一気に「糖」を生成しがちなのだ。 これが落下して土壌の栄養価 ――よって「地価」――を上げる。 あの色とりどりは、 「甘味の森…

『 Trick Or Treat 』

♠♣ ♠♣ ♠♣ ♠♣ ♠♣ ♠♣ ♠♣ ♠♣ ♠♣ . 『 Trick or Treat 』 ―― 紅葉 と ハロウィン ―― ♠♣ ♠♣ ♠♣ ♠♣ ♠♣ ♠♣ ♠♣ ♠♣ ♠♣ . .

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◆♀◆ 108. ◆♀◆ 半分ニライカナイの厳島神社の舞台

ここでも当然ながら「蘭陵王」が舞われる。 安芸の宮島――≠「秋」!――では、 世界遺産にも指定されて超有名な 海上の舞台があり、 下に「甕」の設置されぬ分、 潮の満ち干――つまりは月の引力――次第で 倍音構成の微妙に変わる床板が 足で“乱打”されるのである!…

◆♀◆ 107. ◆♀◆ 宗像三女神

――元寇に捕らえられた島民は掌に孔を開けて . 縄を通して手枷代りに引き連れられた――。 ――小泉の参拝ていど干渉される筋合いは無いッ!――。 ――信念なき否定を行う民主党など最早支持してやらぬ!――。 ――こればかりは小泉を絶対的に支持!〈貴重く〉――。 http…